山口保治
日本の作曲家
略歴
編集愛知県立第四中学校(現愛知県立時習館高等学校)卒業[1]、1923年東京音楽学校甲種師範科(現東京藝術大学)入学[1]。福井高等師範学校教員などを経て、1941年「さよなら三丁目」で童謡として初めての文部大臣賞を受賞した[1]。1944年(昭和19年)豊川市国府町に疎開し[1]、国府高等女学校(現愛知県立国府高等学校)教員[2]。1961年「かかしのねがいごと」で日本レコード大賞童謡賞を受賞する[1]。
主な作品
編集- ふたあつ(作詞 まど・みちお 1936年)
- かわいい魚屋さん(作詞 加藤省吾 1937年)
- ナイショ話(作詞 結城よしを 1939年)
- さよなら三丁目(1941年)
- 豊川市立西部中学校校歌(1950年)
- かかしのねがいごと(作詞 高田三九三 1961年)第3回日本レコード大賞童謡賞(楠トシエ)
- 越谷市立大沢小学校校歌(1966年)
- ロバのパン屋さん (作詞 明石喜好)
- 祝いましょう (作詞 結城よしを)
- お家の人たち (作詞 結城よしを)
- お時間 (作詞 結城よしを)
- お洗濯の歌 (作詞 結城よしを)
- おとなりどうし (作詞 結城よしを)
- オモチャノオウチ (作詞 結城よしを)
- お夢で見た町 (作詞 結城よしを)
- 昭和の桃太郎 (作詞 結城よしを)
- 峠の仔馬 (作詞 結城よしを)
- 仲よしチョキン箱 (作詞 結城よしを)
- ねんねんねむの木 (作詞 結城よしを)
- 花まつり (作詞 結城よしを)
- みんなよい子で (作詞 結城よしを)
- 横丁の四ッ角 (作詞 結城よしを)
- インドの踊り (作詞 加藤省吾)
- 越後獅子 (作詞 加藤省吾)
- 絵日傘、花傘 (作詞 加藤省吾)
- がちょうのおばさん (作詞 加藤省吾)
- たんぽぽのパラシュート (作詞 加藤省吾)
- ほたる草 (作詞 加藤省吾)
- 娘道成寺 (作詞 加藤省吾)
- 赤い靴のマズルカ (作詞 夢虹二)
- かにのおやこ (作詞 夢虹二)
- 春の花馬車 (作詞 夢虹二)
- パトカーのうた (作詞 夢虹二)
- ヘリコプター (作詞 夢虹二)
- ポチくんとみけちゃん (作詞 夢虹二)
- あひるの行列 (作詞 島田芳文)
- お留守番 (作詞 島田芳文)
- 笹舟 (作詞 島田芳文)
- どんぐり山 (作詞 島田芳文)
- 群ら雀 (作詞 島田芳文)
- あかちゃんのはーは (作詞 都築益世)
- 入道雲 (作詞 都築益世)
- 母さん里 (作詞 後藤栖根)
- 白き花 (作詞 後藤栖根)
- さよなら三丁目 (作詞 斎藤信夫)
- にこにこえくぼ (作詞 斎藤信夫)
- あいうえお (作詞 玉木登美夫)
- あしのゆび (作詞 荘司武)
- いちごのいいこ (作詞 山崎喜八郎)
- お月さん (作詞 水谷まさる)
- お月見おどり (作詞 賀来琢磨)
- お坊さま (作詞 北原白秋)
- おやすみの歌 (作詞 清水かつら)
- お山の楽隊 (作詞 丘十四夫)
- 楽しい七・五・三 (作詞 市原三郎)
- 良寛さん (作詞 市原三郎)
- 早起き和尚さん (作詞 明石喜好)
- さくらんぼれっしゃ (作詞 結城ふじを)
- 猿 (作詞 薄田泣菫)
- つみ木の汽車ぽっぽ (作詞 成瀬左千夫)
- ねんねをすれば (作詞 山上武夫)
- 花笠音頭 (作詞 松平芳樹)
- 春 (作詞 出水慶一)
- 牧場の娘 (作詞 西條八十)
- もぐらのおじさん (作詞 武鹿悦子)
- やぎさんのさんぽ (作詞 大日方千秋)
- 雪の子 (作詞 加藤まさを)
その他
編集参考文献
編集- 竹内景子「山口保治 子供たちへ楽しい音を伝え続けた童謡作曲家」『そう: 東三河&西遠・西三河・南信応援誌』第48号、春夏秋冬叢書、2015年、58-62頁。