山口俊郎
日本の作曲家 (1901-1981)
山口 俊郎(やまぐち としろう、1901年(明治34年)3月31日 - 1981年(昭和56年)11月25日)は、昭和期の作曲家。岐阜県養老町出身。
経歴
編集東洋音楽学校ピアノ科卒業。
1921年(大正10年)、 松竹映画管弦楽団にピアノ奏者として入団。昭和の初期に、杉山長谷雄に師事し、作曲の勉強を始める。その後、松竹を退社し、フリーの作曲家になる。1945年(昭和20年)、キングレコード専属作曲家となる。 1955年(昭和30年)、作詞家藤間哲郎と組み、三橋美智也の初ヒット曲「おんな船頭唄」を作曲した。以後、三橋美智也と共に「佐渡おけさ」「ソーラン節」「花笠音頭」等多くの歌謡民謡も世に送り出す。その後も、「男のブルース」や「長良川旅情」などヒット曲を作曲した。
1981年(昭和56年)11月25日死去。享年80。
作品原稿や愛用品は、岐阜県養老町の養老町山口会館に保管展示されている。