山中・大日山県立自然公園
石川県の県立自然公園
山中・大日山県立自然公園(やまなか・だいにちさんけんりつしぜんこうえん)は、石川県の県立自然公園。加賀市と小松市にまたがる。
概要
編集石川県南部の山間部にある山中温泉とその背後にある我谷ダムや富士写ヶ岳、大日山一帯などを含む2,576haの自然公園である[1][2]。指定区域は、山中温泉から富士写ヶ岳にかけての地域(1,594ha)、大日山頂部一帯の地域(766ha)、千束ヶ滝等の滝や渓谷がみられる地域(192ha)、江戸時代の九谷焼の窯跡がある地域(24ha)の4団地からなる[3]。1967年(昭和42年)10月1日に石川県で初めての県立自然公園として指定された[4]。
山中温泉に近接する鶴仙渓は大聖寺川中流域にある奇岩、深淵の景勝地である。総檜造りのこおろぎ橋を起点として渓谷沿いに遊歩道が整備され四季折々の景観を眺めながら散策することができる[2][3]。富士写ヶ岳には3つの登山口がある。その一つ我谷登山口は我谷ダムのダム湖(富士写湖)に架かる我谷吊橋を渡り、2時間ほどで山頂まで登ることができる[5]。大日山の登山道は山中温泉真砂町を起点として2つの登山口があり、いずれも山頂まで約3時間ほどである。
絶滅危惧種のエチゼンダイモンジソウはこの自然公園と福井県の一部でのみ見ることができる[6]。
地理
編集山岳
編集河川
編集観光地
編集アクセス
編集- 山中温泉まで