小野新町駅
福島県田村郡小野町にある東日本旅客鉄道の駅
小野新町駅(おのにいまちえき)は、福島県田村郡小野町大字谷津作(やつざく)字平館(ひらたて)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越東線の駅である[2]。線内の拠点駅であり、郡山方面からの列車は大部分が当駅で折り返す。
小野新町駅 | |
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駅舎(2005年8月) | |
おのにいまち Ononiimachi | |
◄夏井 (3.4 km) (6.5 km) 神俣► | |
福島県田村郡小野町大字谷津作字平館[1][2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越東線[新聞 1] |
キロ程 | 40.1 km(いわき起点) |
電報略号 | オニ←ヲニ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
281人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月21日[3][新聞 1] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1915年(大正4年)3月21日:平郡西線(当時)の三春駅から延伸した際に終着駅として開業[3][新聞 1]。
- 1917年(大正6年)10月10日:当駅から平郡東線(当時)小川郷駅までの区間が開業[3]。平(現・いわき)駅 - 当駅 - 郡山駅間が磐越東線となり、当駅もその所属の中間駅となる[3]。
- 1939年(昭和14年)2月1日:電報の取り扱いを開始[4]。
- 1963年(昭和38年)10月31日:電報の取り扱いを廃止[5]。
- 1981年(昭和56年)12月1日:貨物の取り扱いを廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[3]。
- 2019年(令和元年)6月:無人駅管理業務を郡山駅に移管。自駅単独管理となる。
- 2021年(令和3年)2月1日:業務委託化[7]。
- 2023年(令和5年)8月31日:みどりの窓口の営業を終了[8]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][報道 1]。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅である[2]。駅舎とホームは地下通路で連絡している[2]。木造駅舎を有する。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。自動券売機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■磐越東線 | 下り | 郡山方面[9] |
上り | いわき方面[9] |
- 夜間滞泊の設定がある。
-
待合室(2021年10月)
-
改札口(2021年10月)
-
地下通路(2021年10月)
-
ホーム(2021年10月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は281人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 629 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 594 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 541 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 520 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 516 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 530 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 508 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 520 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 487 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 481 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 454 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 453 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 68 | 356 | 424 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 70 | 331 | 401 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 66 | 316 | 383 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 62 | 331 | 394 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 60 | 347 | 407 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 61 | 347 | 408 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 57 | 333 | 390 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 50 | 320 | 371 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)31 | 263 | 294 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)33 | 249 | 283 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)40 | 237 | 277 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)45 | 235 | 281 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集- 小野町役場(駅から徒歩20分)
- 小町簡易郵便局
- 小町温泉[2]
- 夏井川
- ふるさと文化の館
- 福島交通小野出張所
- リカちゃんキャッスル[2]
- 国道349号
- 福島県道41号小野四倉線
バス路線
編集駅周辺に「小野駅前」停留所があり、福島交通(郡山駅、磐城石川駅、小平方面)と新常磐交通(川内、上三坂方面)の路線が発着する。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集出典
編集- ^ a b c “駅の情報(小野新町駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、27頁。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越西線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日、25頁。
- ^ 『逓信省告示第220号』昭和14年1月28日官報第3618号755ページ
- ^ 『東北電信電話史資料 事業史39-10』東北電気通信局、1964年、202頁。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、512頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “駅業務委託の拡大について【提案】” (PDF). JREU仙台地本業務部 (2020年11月26日). 2020年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月28日閲覧。
- ^ “駅の情報(小野新町駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(小野新町駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月28日閲覧。
報道発表資料
編集- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
新聞記事
編集利用状況
編集- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月30日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(小野新町駅):JR東日本