小林修 (化学者)
研究者
小林 修(こばやし しゅう、1959年6月13日[1] - )は、日本の有機化学者。東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士。水を溶媒とした有機合成研究で知られる。水中で安定なルイス酸の開発、水中での不斉合成反応など多数の成果を上げている[1]。高分子固定化触媒などの研究も行っている。
生誕 | 1959年6月13日(65歳) |
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研究分野 | 有機化学 |
研究機関 | 東京大学 |
出身校 | 東京大学 |
主な業績 | 水を溶媒とした有機合成 |
主な受賞歴 | 受賞の項目を参照 |
プロジェクト:人物伝 |
武蔵高等学校卒業後、1983年に東京大学理学部化学科を卒業[1]、1987年に同大学院理学研究科博士課程中退[1]。同年より東京理科大学理学部にて助手、講師、助教授を歴任[1]後、2001年には東京大学大学院薬学系研究科教授に就任[1]。2007年より現職。
国内外を問わず多数の受賞歴がある。2006年にC.S. Hamilton Award受賞。日本人としては野依良治に次ぎ二番目である。また同年にHoward Memorial Lecturerに選出される。日本人として初である。