小川恭一
経歴
編集東京府生まれ。慶應義塾大学卒業。1943年、慶應義塾大学在学中に、奥野信太郎教授の紹介で三田村鳶魚に師事[1]、徳川幕府関係の記録を譲り受け、帝国図書館に勤務した。戦後は会社員となり、1980年代より研究を再開。大名・旗本・御家人といった徳川幕府制度の実態を明らかにした[1]。
著書
編集- 『大名概要 城主大名の特権』日本古城友の会、1991年11月 (研究紀要)
- 『お旗本の家計事情と暮らしの知恵』つくばね舎、1999年7月
- 『江戸の旗本事典 歴史・時代小説ファン必携 講談社文庫、2003年9月、角川ソフィア文庫、2016年1月
- 『徳川幕府の昇進制度 寛政十年末旗本昇進表』岩田書院、2006年10月
- 『江戸城のトイレ、将軍のおまる 小川恭一翁柳営談』講談社、2007年10月
- 編著
脚注
編集- ^ a b c “史料館の文庫(小川文庫)”. 学習院大学. 2022年3月閲覧。