小原 豊(おはら ゆたか)は、日本の教育学者。学習院大学大学院教授。専門は数学教育学、情報科学。

略歴

編集

東京都調布市出身。東京都立三鷹高等学校東京学芸大学教育学部卒、横浜国立大学大学院教育学研究科修了、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。筑波大学産学官研究員、鳴門教育大学助教授、立命館大学准教授、関東学院大学教授を経て、現在、学習院大学大学院教授[1]

役員歴

編集

国際協力機構(JICA)アフガニスタン教師教育強化プロジェクト短期専門家、日本数学教育学会編集部常任幹事、同出版部幹事、同全国大会優秀研究賞選定委員会選定委員、日本情報教育学会編集部委員、数学教育学会評議員、科学研究費助成事業審査第三部会審査委員、文部科学省検定教科書啓林館算数著者、日本児童学会学校教育研究部会アドバイザーなどを歴任[2]

主要編著書[3][4]

編集

『実践事例で学ぶ 生成AIと創る未来の教育』(東洋館出版。金児正史、北島茂樹との編著)2024年10月

『未来を拓くICT 教育の理論と実践』(東洋館出版。北島茂樹との編著)2024年2月

『深い学びを支える算数教科書の数学的背景』(東洋館出版。齋藤昇との編著)2020年4月

『深い学びを支える数学教科書の数学的背景』(東洋館出版。齋藤昇、秋田美代との編著)2017年9月

『深い学びを支える新しい算数科教育法』(東洋館出版。齋藤昇、秋田美代との編著)2017年4月

『中学校数学科つまずき指導事典』(明治図書出版。礒田正美,宮川健, 松嵜昭雄との編著)2014年2月

『授業に役立つ算数教科書の数学的背景』(東洋館出版。齋藤昇との編著)2013年9月

『子どもの学力を高める新しい算数科教育法』(東洋館出版。齋藤昇、秋田美代との編著)2013年4月

『Japanese Lesson Study in Mathematics: Its Impact, Diversity And Potential For Educational Improvement』 (World Scientific。礒田正美, Max Stephens, 宮川健との編著) 2007年3月

脚注・出典

編集
  1. ^ 「啓林館(2019)「算数科の深い学びを問う」『学びのとびら 算数編』pp.1-3」による。
  2. ^ 「学習院大学HP 専任教員紹介による https://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/edu/staff.html
  3. ^ J-GLOBAL による。https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200901071185241737
  4. ^ Research Map による。https://researchmap.jp/read0163039