富岡村 (岐阜県山県郡)
日本の岐阜県山県郡にあった村
富岡村(とみおかむら)は、かつて岐阜県山県郡にあった村である。
とみおかむら 富岡村 | |
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廃止日 | 1955年4月1日 |
廃止理由 |
合併 旧高富町、大桑村、富岡村、梅原村、桜尾村 → 高富町 |
現在の自治体 | 山県市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 山県郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 8.87 km2. |
総人口 |
2,598人 (1955年) |
富岡村役場 | |
所在地 | 岐阜県山県郡富岡村東深瀬28 |
座標 | 北緯35度30分29秒 東経136度47分07秒 / 北緯35.508度 東経136.78519度座標: 北緯35度30分29秒 東経136度47分07秒 / 北緯35.508度 東経136.78519度 |
ウィキプロジェクト |
昭和の大合併で山県郡高富町の一部となり、現在は山県市の南部に該当する。
山に囲まれ、平地は低い窪地であり、鳥羽川の洪水に悩まされていた。『高富町史』によると、村名は、この地域が低い窪地であったので、湿を忌んで富岡と名づけたという。
歴史
編集教育
編集- 富岡村立富岡小学校(現・山県市立富岡小学校)
- 高富町富岡村梅原村組合立高富中学校
その他
編集1891年(明治24年)10月28日に発生した濃尾地震では、地震断層(根尾谷断層)の隆起により鳥羽川がせき止められ、西深瀬村、東深瀬村などの水田、約220haが水没し、『深瀬の湖』[1]と呼ばれる湖が出現している。この水を排出するために排水路(新川)が作られたが、断層は段差約2mあるため鳥羽川上流部の土地が低くなり、排水が難しい状態であったという。そこで鳥羽川の川底をかさ上げして排水路の上を立体交差させて排水を行っている[2]。
脚注
編集- ^ 深瀬の湖の写真はデジタル教材『濃尾地震と根尾谷断層』を参照
- ^ 現在でもこの地域は洪水で水没しやすく、1976年の9.12水害でも被害を受けている。