富士通エフ・オー・エム
富士通エフ・オー・エム株式会社(ふじつうエフ・オー・エム、英語: FUJITSU FOM LIMITED)は、かつて存在した富士通グループの企業。略称はFOM。東京都港区に本社を置いていた。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | FOM |
本社所在地 |
日本 〒105-6891 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー11F |
設立 |
1981年(昭和56年)7月 (富士通オフィス機器株式会社) |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1010401084631 |
事業内容 | ICTに関する研修サービス、書籍、eラーニング教材等の提供、各種プロモーション・デザイン事業 |
代表者 | 山下 秀二(代表取締役社長) |
資本金 | 3億円 |
売上高 | 81億円(2019年度) |
従業員数 | 360名(女性243名、男性117名、2020年4月1日現在) |
主要株主 | 富士通(株) 100% |
外部リンク | 富士通エフ・オー・エム株式会社 |
特記事項:2021年4月1日に富士通Japanへ吸収合併された。 |
“やさしく、わかりやすく、伝える”のコーポレート・コンセプトをもとに、ICTに関する操作研修、教材開発・提供を主な事業としている。
会社概要
編集元々は富士通グループのOA機器販売会社として設立された[1]が、ICT(情報通信技術)に関する研修サービスや出版、教材開発・提供が主要事業となったことから、 2007年(平成19年)10月1日に社名を富士通オフィス機器から富士通エフ・オー・エムへ変更した[2]。
パソコン操作研修で培った経験から、FOM出版としてMicrosoft Office製品等の操作方法を解説した緑色の書籍「よくわかる」シリーズを出版(ISBN:89311)し、更にeラーニングのコンテンツの開発、提供も行っている。また、近年においては、豊富な現場対応やエンドユーザ対応の経験を活かして[独自研究?]、Web・UIデザインなどの各種プロモーション支援業務も行っており、2019年4月には富士通アプリコ株式会社のWeb・デザイン事業を移管統合した。
2021年4月1日付で、富士通新潟システムズ、富士通ワイエフシー、富士通山口情報の3社と共に富士通Japanへ吸収合併され[3]、出版事業・出版関連事業は同じ富士通グループの富士通ラーニングメディアに移管された[4](ただし、ブランドとしての「FOM出版」[5]は富士通ラーニングメディアへの移譲後も継続されている)。
事業内容
編集- 業務システム利活用、定着化支援サービスの提供
- ICTに関する研修、マニュアル作成、eラーニングサービスの提供
- プロモーション支援サービスの提供
- FOM出版、FOMダイレクトの運営
製品・サービス
編集- 業務システム利活用・定着化支援
- 操作研修
- マニュアル作成
- 研修・書籍・eラーニング
- ICT研修(富士通マイゼミナール)
- 書籍(FOM出版)
- eラーニング
- プロモーション支援
- Web・UIデザイン
- デザイン・拡販ツール作成
- 動画・映像制作
- その他
- FOMダイレクトの運営
沿革
編集脚注
編集- ^ “沿革:富士通エフ・オー・エム株式会社”. 富士通エフ・オー・エム株式会社. 2015年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月20日閲覧。
- ^ “富士通オフィス機器、10月1日に富士通エフ・オー・エムへ社名変更”. 株式会社BCN (2007年9月11日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ “グループフォーメーションの再編について” (PDF). 富士通株式会社 (2021年1月28日). 2021年5月30日閲覧。
- ^ “当社出版事業および出版関連事業の移管について”. 富士通エフ・オー・エム株式会社 (2021年1月28日). 2021年6月20日閲覧。
- ^ FOM出版