富士サミットフォール
富士サミットフォール(富士頂上瀑、ふじちょうじょうばく)は、富士山の山頂火口である大内院にかかる氷柱、氷瀑。
富士サミットフォール | |
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富士頂上瀑(5月下旬) | |
所在地 | 山梨県・静岡県 |
位置 | 北緯35度21分50.50秒 東経138度43分46.60秒 / 北緯35.3640278度 東経138.7296111度 |
落差 | 100 m |
滝幅 | 10 m |
プロジェクト 地形 |
概要
編集富士山頂付近の積雪は例年5月上旬〜中旬頃に最深となり、以後は気温の上昇とともに徐々に減少していく。
日中雪解け水が火口璧や沢を流れ、夜間に再凍結することで、大内院や大沢崩れ上部には大規模な氷柱が生じる。富士サミットフォールはその中でも最大規模のもので、西安河原(にしやさのかわら)に源を発し、白山岳の下、標高約3670m付近から落ちる形で発達する。落差は約100m。
出現時期は5月中旬〜6月下旬と限定的ながら、日本最高所に存在する氷瀑である。