宮口幸治
日本の医学博士
宮口 幸治(みやぐち こうじ)は、日本の児童精神科医・医学博士。立命館大学総合心理学部・大学院人間科学研究科教授[1]。
概要
編集神戸市出身[2]。京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部に再入学し、卒業。卒業後は、神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターで働き、児童精神科医として精神科病院や法務省宮川医療少年院、女子少年院に勤務していった。2016年より立命館大学産業社会学部教授に就任[3]。また、困っている子どもたちの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰している。2020年には、『くらげバンチ』にて『ケーキの切れない非行少年たち』を原作とした漫画連載が始まる。
著書
編集- 『ケーキの切れない非行少年たち』新潮社 2019年7月 ISBN 9784106108204
- 『どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち〈2〉』新潮社 2021年4月 ISBN 9784106109034
- 『医者が考案したコグトレ・パズル―注意力・記憶力・想像力がぐんぐんアップ!』SBクリエイティブ 2020年8月 ISBN 9784815607197
- 『自分でできるコグトレうまく問題を解決するためのワークブック―学校では教えてくれない 困っている子どもを支える認知ソーシャルトレーニング』明石書店 2022年07月 ISBN 9784750354187
- 『生きづらい子を諦めない―マンガでわかる境界知能とグレーゾーンの子どもたち〈3〉』扶桑社 2022年3月 ISBN 9784594090142
共著
編集- 『逆境に克つ力 親ガチャを乗り越える哲学』神島裕子共著、小学館新書 2023年4月 ISBN 978-4-09-825446-0
脚注
編集- ^ “宮口 幸治 | 教員紹介 | 総合心理学部 | 立命館大学”. 立命館大学 人間科学研究科. 2023年4月6日閲覧。
- ^ “立命館大教授 宮口幸治さん「知的ハンディ」ある少年 なぜ加害者に? | 深デジ | 神戸新聞NEXT”. www.kobe-np.co.jp (2021年5月6日). 2022年7月31日閲覧。
- ^ “宮口 幸治 (みやぐちこうじ)”. かんき出版. 2022年7月31日閲覧。
- ^ “宮口幸治 | 著者プロフィール | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2022年7月31日閲覧。
- ^ “【宮口幸治先生インタビュー】 コグトレで子供の学力の土台となる力を鍛えよう|みんなの教育技術”. みんなの教育技術. 2022年7月31日閲覧。
- ^ “『ケーキの切れない非行少年たち』初ドラマ化 女子高生が子どもを産み捨てた現実の悲劇描く”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年4月20日). 2023年4月20日閲覧。