宮之城駅

かつて日本の鹿児島県宮之城町(現:さつま町)にあった日本国有鉄道の駅

宮之城駅(みやのじょうえき)は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町屋地(現・さつま町宮之城屋地)に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線廃駅)である。

宮之城駅
宮之城駅跡(2012年12月)
みやのじょう
Miyanojō
船木 (2.9 km)
(3.1 km) 佐志
地図
所在地 鹿児島県薩摩郡宮之城町大字屋地
北緯31度54分19.3秒 東経130度27分24.9秒 / 北緯31.905361度 東経130.456917度 / 31.905361; 130.456917座標: 北緯31度54分19.3秒 東経130度27分24.9秒 / 北緯31.905361度 東経130.456917度 / 31.905361; 130.456917
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 宮之城線
キロ程 29.3 km(川内起点)
電報略号 ミシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1926年大正15年)5月8日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)1月10日[1]
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1987年昭和62年)1月10日、宮之城線の廃止に伴い、廃駅となった[1]

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線と側線を数本有する駅であった。当駅は旧宮之城町の中心駅であり、廃止時まで有人駅であった。

利用状況

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以下に年間の乗降人員および貨物取扱量を示す[3]

年度 乗降人員(人) 貨物取扱量(t)
1926年(大正15年) 156,300 5,500
1935年(昭和10年) 205,000 14,800
1945年(昭和20年) 656,935 25,466
1955年(昭和30年) 666,600 38,383
1965年(昭和40年) 1,125,000 39,297
1968年(昭和43年) 1,003,900 25,623

バス路線

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JR九州バス
南国交通バス
いわさきバス

廃止後の状況

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跡地には、「宮之城駅鉄道記念館」があり、館内を自由に見学することができる。また、鉄道記念館がある建物はバス待合所を併設しており、南国交通バスのほか、JR九州バス、鹿児島交通バスが乗り入れている。うち鹿児島交通は今も「宮之城駅」のバス停名を使用している(JRバスは「宮之城」、南国バスは「鉄道記念館前(宮之城)」の名称を使用)。また、駅前交差点の名称も「宮之城駅前」で国鉄営業当時からの交差点名標識が使用されている。

隣の駅

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日本国有鉄道
宮之城線
船木駅 - 宮之城駅 - 佐志駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、707頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 『宮之城町史』p.789 宮之城町
  3. ^ 『宮之城町史』p.790 宮之城町

関連項目

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