安達 誠司(あだち せいじ、1965年7月4日 - )は、日本エコノミスト日本銀行政策委員会審議委員。元丸三証券経済調査部長。研究分野は日本経済、デフレ史[1]

あだち せいじ

安達 誠司
生誕 (1965-07-04) 1965年7月4日(59歳)
日本の旗 日本福岡県
出身校 東京大学経済学部
一橋大学大学院国際企業戦略研究科
職業 エコノミスト
受賞 河上肇賞
政策分析ネットワーク賞
公式サイト 政策委員会審議委員:安達誠司
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経歴

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福岡県出身。東京大学経済学部経営学科卒業。一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略・経営財務プログラム修士課程修了後、同博士課程進学[2][3]大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディ・スイスファーストボストン証券会社経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストを経て、丸三証券経済調査部長。

2020年1月28日、政府は日本銀行の原田泰審議委員の後任人事として、安達を充てる国会同意人事案を衆議院・参議院の両院へ提出し[4]、両院で同意され[5][6][7]、同年3月26日に就任[8]

主張

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  • 民主党経済政策の最大の問題点は、金融政策に対する無理解であるとしていた[9]
  • 速水優・元日銀総裁らが主張した「良い円高」論を批判している[10]。2012年の時点で、日本経済が復活するためには、円高・デフレの解消が必要だとしていた[11]

受賞

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  • 2005年、『脱デフレの歴史分析―「政策レジーム」転換でたどる近代日本』により第一回「河上肇賞」を受賞[12][13]
  • 2010年、『恐慌脱出―危機克服は歴史に学べ』により第一回「政策分析ネットワーク賞(シンクタンク賞)」を受賞[14][13]

出演

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インターネット

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  • 安達誠司のマーケットニュース(2018年5月2日 - 2019年1月21日、毎週月曜日更新、チャンネルくらら

著書

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単著

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共著

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脚注

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  1. ^ 田中秀臣編著 『日本経済は復活するか』 藤原書店、2013年、341頁。
  2. ^ 「日銀、審議委員に安達氏が就任と発表 原田委員は退任」日経速報ニュース 2020年3月26日
  3. ^ 勉強は「自分への投資」 知識の探求と自らの可能性を拓くため博士課程に挑戦 丸三証券 調査部 経済調査部長 安達 誠司さん 2014年3月修了一橋大学
  4. ^ 日銀審議委員に丸三証・安達氏、政府提示-原田氏後任もリフレ派Bloombergニュース 2020年1月28日
  5. ^ 国会、日銀審議委員らの同意人事を承認日本経済新聞 2020年2月14日
  6. ^ 第201回国会、衆議院本会議議事経過衆議院 2020年2月13日
  7. ^ 第201回国会、参議院本会議投票結果参議院 2020年2月14日
  8. ^ 審議委員の発令について 日本銀行 2020年3月26日
  9. ^ 景気回復を潰す政権交代PHPビジネスオンライン 衆知 2009年5月18日
  10. ^ 円高の正体 著 安達誠司 長薗安浩 ベストセラー解読(週刊朝日)BOOK.asahi.com 2012年3月16日
  11. ^ 円高の正体 安達誠司著東洋経済オンライン 2012年2月22日
  12. ^ 河上肇賞藤原書店
  13. ^ a b 安達誠司SYNODOS -シノドス-
  14. ^ 「政策分析ネットワーク賞」受賞作品と選考過程の報告政策分析ネットワーク 2010年10月10日

外部リンク

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