安達 健二(あだち けんじ、1918年12月22日 - 1988年3月12日)は、日本文部官僚愛知県春日井市生まれ。

経歴

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愛知一中第八高校東京帝国大学法学部卒業。1945年文部省に入省。配属先は専門教育局[1]。無形文化課長、教科書課長、中等教育課長、人事課長、1967年文化局長を経て、1968年 文化庁発足に伴い次長1972年から1975年まで長官、1976年から東京国立近代美術館館長。86年5月退任。1976年大英勲章、1977年フランス芸術文化勲章受勲。

著書

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  • 『校長の職務と責任 法的解釈』(第一公報社、1952年 - 1953年)
  • 『中等教育の基本問題』(帝国地方行政学会、1963年)
  • 『文化庁事始』(東京書籍・選書、1978年)
  • 『文化の時代にどう生きるか』(地方自治研究協会、1982年)
  • 日本画家篇『悠々閑々 画家の素懐 安達健二対談集』(芸術新聞社、1985年)

共著編

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  • 上野芳太郎共著『新指導要録の解説』(帝国地方行政学会、1961年)
  • 『中学校新教育課程 問題点とその解説』[第1-11] 編. 帝国地方行政学会, 1961-1962
  • 『校長の職務と責任 新版』高石邦男共著. 第一公報社, 1980.7

脚注

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  1. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、374頁
先代
岡田譲
東京国立近代美術館館長
第5代:1976年 - 1986年
次代
犬丸直