奄美市立奄美小学校

鹿児島県奄美市にある小学校

奄美市立奄美小学校(あまみしりつあまみしょうがっこう)は、鹿児島県奄美市名瀬久里町に所在する公立小学校。

奄美市立奄美小学校
地図北緯28度22分22.478秒 東経129度29分50.526秒 / 北緯28.37291056度 東経129.49736833度 / 28.37291056; 129.49736833座標: 北緯28度22分22.478秒 東経129度29分50.526秒 / 北緯28.37291056度 東経129.49736833度 / 28.37291056; 129.49736833
過去の名称 名瀬尋常小学校
大島郡名瀬町奄美国民学校
名瀬市奄美国民学校
名瀬市奄美小学校
名瀬市立奄美小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 奄美市
校訓 「強く、正しく、最後まで」
設立年月日 1925年大正14年)4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B146210001443 ウィキデータを編集
所在地 894-0022
鹿児島県奄美市名瀬久里町15-10
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

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歴史
1918年大正7年)、経費節減のため、名瀬町内の尋常高等小学校(第一校と第二校)が合併し、名瀬尋常高等小学校となった[1]。1919年(大正8年)には男女別学となり、男子は旧第一校へ、女子は旧第二校に分けられた。女子の学校は1921年(大正10年)に独立して名瀬女子尋常小学校となったが、1925年(大正14年)には廃され、名瀬尋常小学校の名称で新たに開校した[2]。これが、奄美小学校の開校とみなされている。
校訓
「強く、正しく、最後まで」
校章
校名の「奄」の文字を図案化したデザインとなっている。
校歌
作詞は泉芳朗、作曲は赤地信による。歌詞は3番まであり、各番とも校名の入った「奄美子(あまみっこ)」で終わる。
通学区域
奄美市のうち「名瀬平田町、名瀬真名津町、名瀬古田町、名瀬春日町、名瀬小俣町、名瀬安勝町、名瀬久里町、名瀬石橋町」
中学校区は奄美市立名瀬中学校

沿革

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前史
  • 1872年(明治5年)- 「名瀬郷校」が設立される。
  • 1875年(明治8年)- 文部省により「名瀬小学校」の設置が認可される(奄美市立名瀬小学校の創立)。
  • 1886年(明治19年)- 小学校令の施行により、簡易科(修業年限3年)を設置の上、「簡易名瀬小学校」に改称。
  • 1888年(明治21年)7月 - 尋常科(修業年限4年)を設置の上、「尋常名瀬小学校」に改称。後に「名瀬尋常小学校」に改称。
  • 1907年(明治40年)- 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科修業年限)が4年から6年に延長される。
    • 「名瀬第一尋常高等小学校」と「名瀬第二尋常高等小学校」の2校が設置される。
  • 1918年(大正7年)- 名瀬第一尋常高等小学校と名瀬第二尋常高等小学校を統合し、「名瀬尋常高等小学校」とする。
  • 1919年(大正8年)- 男女別学を開始。男子校は旧・第一尋常高等小学校、女子校は旧・第二尋常高等小学校校舎を使用。
  • 1921年(大正10年)- 名瀬尋常高等小学校より女子部が分離し、「名瀬女子尋常高等小学校」として独立。
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 男女別学を解消し、「名瀬尋常高等小学校」と「名瀬尋常小学校」の2校に改組・改編。
正史
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 「名瀬尋常小学校」が開校。尋常科(修業年限6年)のみの小学校。
    • 当初の所在地 - 大島郡名瀬町金久配田1499番地
    • 通学区域 - 5~7区
    • 児童数 - 男子579名、女子471名、計1050名。
  • 1935年(昭和10年)- 創立10周年を記念して図書館が完成。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「大島郡名瀬町奄美国民学校」に改称。
    • 尋常科を初等科(修業年限6年)に改める。高等科(修業年限2年)を併置。
  • 1945年(昭和20年)4月20日 - 大空襲により、校舎が全焼。
  • 1946年(昭和21年)
  • 1948年(昭和23年)- 「名瀬市奄美小学校」と改称(児童数1402名)。幼稚園を併設。
    • 占領下のため、日本本土の学制改革より1年遅れての六・三制の実施であった。
    • 高等科は新制中学校「名瀬市名瀬中学校」に改組された。
  • 1949年(昭和24年)
    • 4月 - 校歌を制定。
    • 7月 - PTAを結成。
  • 1951年(昭和26年)- 南側木造校舎が完成。
  • 1953年(昭和28年)
    • 9月11日 - 琉球政府予算によりブロック造2階建て校舎(8教室)が完成。
    • 12月25日 - 日本復帰により、「名瀬市奄美小学校」に改称。この時から名瀬市は地方自治法に定められた正式な市となる。
    • 児童数増加に対応するため、仮校舎を含め1959年(昭和34年)まで校舎建設が続く。
  • 1958年(昭和33年)- この年度の児童数が最大の2,834名を記録する。
  • 1959年(昭和34年)
  • 1960年(昭和35年)- 学校西側道路を廃止し、校地に含める。
  • 1961年(昭和36年)4月1日 - 特殊学級を開設。
  • 1965年(昭和40年)- プールが完成。
  • 1967年(昭和42年)体育館が完成。校旗を制定。
  • 1968年(昭和43年)- 鉄筋コンクリート造3階建ての新校舎が完成(現存)。
  • 1975年(昭和50年)- 創立50周年記念式典を挙行。
  • 1979年(昭和54年)- 中国引き揚げ児童に対応するため日本語学級(小鳩学級)を開設。
  • 1980年(昭和55年)- 標準服を制定。
  • 1986年(昭和61年)- 給食室が完成。
  • 1989年平成元年)- 鉄筋コンクリート造4階建ての新校舎が完成。
  • 1990年(平成2年)- 東門が完成。
  • 1992年(平成4年)- 校地拡大のため、配田が丘整備事業を実施。
  • 1993年(平成5年)- 庭園が完成。
  • 2001年(平成13年)- 附属幼稚園を併設。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月20日 - 奄美市の発足により、「奄美市立奄美小学校」(現校名)に改称。
    • 4月1日 - 附属幼稚園が名瀬幼稚園との統合により、併設を解消。
  • 2007年(平成19年)- NHK課外授業 ようこそ先輩」の収録が行われる。
  • 2009年(平成21年)- プール改修工事を実施。
  • 2010年(平成22年)- 3階建ての校舎を改築。
  • 2015年(平成27年)- 毎月第2土曜日に土曜授業を開始。

著名な出身者

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交通アクセス

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最寄りのバス停
最寄りの幹線道路

周辺

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脚注

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  1. ^ 名瀬市誌 1983, p. 427.
  2. ^ 名瀬市誌 1983, p. 428.

参考文献

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  • 名瀬市誌編纂委員会 編『名瀬市誌(中)』名瀬市役所、1983年。 

関連項目

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外部リンク

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