大澤紀代美
概要
編集幼い頃から絵が好きで画家を志していた。1957年、17歳のとき近所の刺繍工場で横振り刺繍に出会い、「ミシンで絵が描ける」ことに衝撃を受け、「これが自分の道だ」と思い定めた。1975年には横振り刺繍の業界で初めて個展を開催[1]。1987年以降、アパレル業界からの依頼を受け始め、小西良幸が発表するコレクション作品の刺繍を担当し海外で反響を呼んだ[2]。1993年、山本寛斎のコレクションを担当[3]。2022年、中里唯馬のパリコレステージで協業作品が公開された[4]。衣服の添え物、産業製品としか見られていなかった刺繍をアートに高めたともいわれる。
受賞歴
編集脚注
編集- ^ “ミシンが織りなす芸術性 横振り刺繍 刺繍作家・大澤紀代美さん - 伝説のテクノロジー 144”. www.harima.co.jp. 2022年3月18日閲覧。
- ^ “ミシンの魔術師—大澤紀代美さん 第6回 デザイナーたち | きりゅう自慢” (2018年5月23日). 2022年3月18日閲覧。
- ^ “山本寛斎さん、桐生産地と親交も深く”. 桐生タイムス. (2020年7月28日)
- ^ “パリコレに横振り刺しゅう 「伝統技術を新しい形で」 | 桐生タイムス” (2022年1月29日). 2022年3月18日閲覧。