大山越
大山越(おおやまごえ)は、徳島県板野郡上板町と香川県東かがわ市川股の境界にある峠。標高約509m。
大山越 | |
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所在地 |
日本 徳島県板野郡上板町神宅・香川県東かがわ市川股 |
標高 | 509 m |
山系 | 讃岐山脈 大山 |
プロジェクト 地形 |
地理
編集地元では香美宅松越と呼ばれている。板野郡上板町神宅と香川県東かがわ市川股の境にある峠[1]。大山の東にあり、阿讃を結ぶ間道のひとつであった[1]。峠には現在は車道が通じているが、旧道も残っており、旧道はほぼ一直線に大山寺の山門下に通じている。旧道は庚申塔のあるところから登るが、最初に車道を横切るところに、七条城主である七条兼仲にまつわる飛みなm地蔵があった[1]。
源義経の屋島の進攻はこの道を通ったともいわれ、鞍かけ松、義経桜、薄雪の墓、かめ割の段などの伝説が多く残っている。峠道を東へ下ると、馬宿川上流の川股ダムに達する。峠から尾根伝いに南東に行くと一本松越に至る[1]。