大坪博和

日本のサッカー選手

大坪 博和(おおつぼ ひろかず、1979年12月7日 - )は、福岡県大川市出身のサッカー審判員、元サッカー選手VARおよびAVAR担当審判員。現役時代のポジションはFW

大坪 博和
個人情報
誕生日 (1979-12-07) 1979年12月7日(44歳)
出身地 日本の旗 日本
福岡県大川市
他職業 外資系製薬会社社員
国内
リーグ 役割
2013 JFL 審判員
2014-   Jリーグ 審判員
大坪 博和
名前
カタカナ オオツボ ヒロカズ
ラテン文字 OTSUBO Hirokazu
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1979-12-07) 1979年12月7日(44歳)
出身地 福岡県大川市
身長 174cm[1]
体重 68kg[1]
選手情報
ポジション FW
ユース
1995-1997 日本の旗 三潴高校
1998-2001 日本の旗 福山大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2002-2004 日本の旗 大塚製薬 25 (9)
2005 日本の旗 佐川急便大阪 26 (18)
2006 日本の旗 愛媛FC 15 (0)
2007-2010 日本の旗 佐川印刷 99 (20)
通算 165 (47)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

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福山大学卒業後、2002年に当時日本フットボールリーグ (JFL) 所属だった大塚製薬(現・徳島ヴォルティス)に入団、2003年・2004年にはJFL連覇も経験した。2005年に佐川急便大阪SCに移籍するとエースストライカーとして18得点を挙げ、得点王となる。翌2006年、J2に昇格した愛媛FCに入団するが結果が残せず1年で退団となり、JFLの佐川印刷SCに移籍[2]。佐川印刷では社業の傍らサッカーを続け、将来は指導者への道を模索していたが[3]Jリーグで審判員を務めていた上川徹に出会ったことで審判員の道を目指すことになる[4]

2010年に3級審判員の資格を取得し[3]、同年シーズン限りで現役を引退し退社。神奈川県で専門学校の教員として働きながら審判資格取得の勉強に励む[4]。2012年には内資系製薬会社でコントラクトMRとして奈良県で勤務。2013年1月に1級審判員の資格を取得し、同年からJFLで審判員を担当する。2014年からは昼は外資系製薬会社の営業マンとして働き、週末はJリーグで審判員を担当している。元JリーガーがJリーグの審判員を務めるのは大坪が初めてである[4][5]

2019年3月13日の2019JリーグYBCルヴァンカップヴィッセル神戸セレッソ大阪戦で、J1のカップ戦で初主審を担当[6]。3月17日の大分トリニータ横浜F・マリノス戦でJ1リーグ戦の初主審を務めた[7]

しかし、同年7月13日に行われたJ1第19節・横浜F・マリノス浦和レッズ日産スタジアム)戦で第4の審判員を務めた際の後半14分、オフサイドの位置にいた横浜FM仲川輝人のゴールについて、副審の相楽亨からの指示により運営担当者に得点者を確認し、その情報を主審の松尾一に伝えたことで判定が二転三転するなど混乱を招き、「外部情報を判定の根拠に利用しようとした」行為により相楽と共に1ヶ月の資格停止処分を受けた[8][9]

経歴

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選手歴

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審判員歴

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2002 大塚 20 JFL 10 3 -
2003 18 0 0 -
2004 15 6 -
2005 佐川大阪 9 26 18 - - 26 18
2006 愛媛 22 J2 15 0 - 2 1 17 1
2007 佐川印刷 18 JFL 34 9 - 2 1 36 10
2008 28 8 - 3 2 31 10
2009 20 0 - 1 0 21 0
2010 17 3 - 1 0 18 3
通算 日本 J2 15 0 - 2 1 17 1
日本 JFL 150 47 -
総通算 165 47 -

個人タイトル

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出場記録(審判員)

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国内大会個人成績
年度 J1 J2 J3 リーグ杯 天皇杯
主審副審 主審副審 主審副審 主審副審 主審副審
2013 - - - - 1 0
2014 0 0 0 0 13 10 0 0 0 0
2015 0 0 0 0 14 11 0 0 1 0
2016 0 0 11 0 5 0 0 0 1 0
2017 0 0 22 0 0 0 0 0 1 0
2018 0 0 19 0 0 0 0 0 1 0
2019 6 0 13 0 0 0 2 0 1 0
2020 0 0 17 0 0 0 0 0 0 0
2021 0 0 19 0 0 0 0 0 1 0
2022 0 0 26 0 0 0 1 0 2 0
2023 0 0 23 0 0 0 1 0 1 0
通算 6 0 150 0 32 21 4 0 10 0
JFL個人成績
年度 主審 副審
2013 8 3
通算 8 3
  • その他の国内公式戦
    • Jユースカップ
    • 全国高等学校サッカー選手権
    • 高円宮杯 JFA U-18サッカー プレミアリーグ
    • 関東大学サッカーリーグ
    • 全日本大学サッカー選手権
    • 全国社会人サッカー選手権大会
    • 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ

脚注

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  1. ^ a b 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2006』p227
  2. ^ 大坪 博和選手 佐川印刷SC (JFL) へ完全移籍のお知らせ”. J's GOALアーカイブ (2007年1月29日). 2017年10月28日閲覧。
  3. ^ a b 【J2日記】愛媛:審判として、再びJのピッチへ”. J's GOALアーカイブ (2014年12月16日). 2017年10月28日閲覧。
  4. ^ a b c “サッカー:審判で夢のJ1へ…元Jリーガー転身”. 毎日新聞. (2014年12月25日). オリジナルの2014年12月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141231120859/http://mainichi.jp/sports/news/20141225k0000e050189000c.html 2017年10月28日閲覧。 
  5. ^ 後藤勝 (2016年7月29日). “御厨貴文、Jリーガーからプロ審判への道 「サッカー選手の価値を高めたい」”. スポーツナビ. Yahoo! JAPAN. 2019年5月20日閲覧。
  6. ^ 公式記録 2019JリーグYBCルヴァンカップ/Cグループ 第2節第1日 ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪 - J.LEAGUE Data Site
  7. ^ 公式記録 2019明治安田生命J1リーグ 第4節第1日 大分トリニータVS横浜F・マリノス - J.LEAGUE Data Site
  8. ^ “J横浜-浦和の不適切対応問題 協会が審判団を処分”. 日刊スポーツ. (2019年7月17日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/201907170000655.html 2019年7月18日閲覧。 
  9. ^ “J1、相楽副審ら1カ月資格停止 13日の横浜M - 浦和で誤審”. 共同通信社. (2019年7月17日). https://this.kiji.is/524146252628214881?c=39546741839462401 2019年7月17日閲覧。 
  10. ^ J. League Data Site”. data.j-league.or.jp. 2021年9月19日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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