大人の本棚
大人の本棚(おとなのほんだな)は、2001年から2013年まで、みすず書房より刊行された文学作品の叢書。
単行カバー判。
品切後は多くが単行新版、講談社文芸文庫ほか他社でも再刊された。
刊行一覧
編集2001年刊
編集2002年刊
編集- 『チェーホフ 短篇と手紙』(神西清, 池田健太郎, 原卓也訳、山田稔編)
- 『日本人の笑い』(暉峻康隆)
- 『小さな手袋 / 珈琲挽き』(小沼丹、庄野潤三編)
- 『ブレヒトの写針詩』(ベルトルト・ブレヒト、岩淵達治編訳)
- 『老年について』(E・M・フォースター、小野寺健編・ほか共訳)
- 『エリア随筆抄』(チャールズ・ラム、山内義雄編訳、庄野潤三解説)
- 『友と書物と』(吉田健一、清水徹編)
- 『江戸俳諧にしひがし』(飯島耕一, 加藤郁乎)
- 『心の歴史』(佐々木邦、外山滋比古解説)
- 『ジョンソン博士の言葉』(J・ボズウェル、中野好之編訳)
- 『お山の大将』(外山滋比古)
- 『本についての詩集』(長田弘選)
- 『病むことについて』(ヴァージニア・ウルフ、川本静子編訳)
2003年刊
編集- 『父の果 / 未知の月日』(吉屋信子、吉川豊子編)
- 『きまぐれな読書 - 現代イギリス文学の魅力』(富士川義之)
- 『太宰治 滑稽小説集』(木田元編)
- 『詩人たちの世紀 - 西脇順三郎とエズラ・パウンド』(新倉俊一)
- 『テキサス無宿 / キキ』(谷譲次、出口裕弘編)
- 『エセー抄』(モンテーニュ、宮下志朗編訳)
- 『明治日本の女たち』(アリス・ベーコン、矢口祐人, 砂田恵理加訳)
- 『ヴァルザーの詩と小品』(飯吉光夫編訳)
- 『ヴェイユの言葉』(冨原眞弓編訳)
- 『小さな町で』(シャルル=ルイ・フィリップ、山田稔訳)
2004年刊
編集- 『放浪記』(林芙美子、森まゆみ解説)
- 『人物肖像集』(戸川秋骨、坪内祐三編)
- 『鮎の歌』(立原道造、松浦寿輝解説)
- 『骨董のある風景』(青柳瑞穂、青柳いづみこ編)
- 『海の上の少女 : シュペルヴィエル短篇選』(綱島寿秀訳)
- 『鶴 / シベリヤ物語』(長谷川四郎、小沢信男編)
- 『雷鳥の森』(マーリオ・リゴーニ・ステルン、志村啓子訳)
- 『上海交遊記』(谷崎潤一郎、千葉俊二編)
- 『芸術について』(アラン、山崎庸一郎編訳)
- 『旅は驢馬をつれて』(R・L・スティヴンスン、小沼丹編訳、江國香織解説)
2005年刊
編集- 『グラン・モーヌ - ある青年の愛と冒険』(アラン・フルニエ、長谷川四郎訳)
- 『悪戯の愉しみ』(アルフォンス・アレー、山田稔訳)
- 『本の中の世界』(湯川秀樹、池内了解説)
- 『ガンビア滞在記』(庄野潤三、坂西志保解説)
- 『アラン島』(J・M・シング、栩木伸明訳)
- 『さみしいネコ』(早川良一郎)
2006年刊
編集- 『さまざまな愛のかたち』(田宮虎彦、北上次郎解説)
- 『明け方のホルン - 西部戦線と英国詩人』(草光俊雄)
- 『ぼくの美術帖』(原田治)
- 『愛についてのデッサン - 佐古啓介の旅』(野呂邦暢)
- 『パリの憂鬱』(ボードレール、渡辺邦彦訳)
- 『懐手して宇宙見物』(寺田寅彦、池内了編)
- 『むだ話、薬にまさる』(早川良一郎)
- 『小さな町』(小山清、堀江敏幸解説)
- 『ザボンの花』(庄野潤三)
2007年刊
編集2008年刊
編集2009年刊
編集- 『バラはバラの木に咲く - 花と木をめぐる10の詞章』(坂本公延)
2010年刊
編集2011年刊
編集- 『短篇で読むシチリア』(武谷なおみ編訳)
- 『天文屋渡世』(石田五郎)
- 『富岡日記』(和田英、森まゆみ解説)
- 『白桃 - 野呂邦暢短篇選』(豊田健次編)
- 『獄中からの手紙 - ゾフィー・リープクネヒトへ』(ローザ・ルクセンブルク、大島かおり編訳)
- 『別れの手続き - 山田稔散文選』
- 『チェスの話 - ツヴァイク短篇選』(シュテファン・ツヴァイク、辻瑆, 関楠生, 内垣啓一, 大久保和郎訳)
- 『アネネクイルコ村へ - 紀行文選集』(岩田宏)
- 『狩猟文学マスターピース』(服部文祥編)
- 『猫の王国』(北條文緒)
- 『ろんどん怪盗伝』(野尻抱影、池内紀解説)
- 『美しい書物』(栃折久美子)
2012年刊
編集- 『ウィリアム・モリス通信』(小野二郎、川端康雄編)
- 『安楽椅子の釣り師』(湯川豊編)
- 『一葉のポルトレ』(小池昌代解説)
- 『女の二十四時間 - ツヴァイク短篇選』(シュテファン・ツヴァイク、辻瑆, 大久保和郎訳)
- 『死ぬことと生きること』(土門拳、星野博美解説)
2013年刊
編集- 『遠ざかる景色』(野見山暁治)
- 『本読みの獣道』(田中眞澄)
- 『こわれがめ 付・異曲』(ハインリッヒ・v・クライスト、山下純照訳)
- 『白い人びと ほか短篇とエッセー』(フランシス・バーネット、中村妙子訳)
- 『草の葉 初版』(ウォルト・ホイットマン、富山英俊訳)
- 『山里に描き暮らす』(渡辺隆次)