大中神社(おおなかじんじゃ)は、茨城県常陸太田市大中町にある神社である。

大中神社

拝殿
所在地 茨城県常陸太田市大中町1706
位置 北緯36度43分57.7秒 東経140度29分20.3秒 / 北緯36.732694度 東経140.488972度 / 36.732694; 140.488972 (若草稲荷神社)座標: 北緯36度43分57.7秒 東経140度29分20.3秒 / 北緯36.732694度 東経140.488972度 / 36.732694; 140.488972 (若草稲荷神社)
主祭神 大己貴命大国主命
少彦名命
社格村社
神饌幣帛料供進神社
創建 大同2年(807年
例祭 11月15日
地図
大中神社の位置(茨城県内)
大中神社
大中神社
地図
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二の鳥居
一の鳥居

概要

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常陸太田市の北部、国道349号沿いの大中町(里美地区)に鎮座している。

創建は大同2年(807年)とされるが、直接的には後に源義家が奥羽追討の際、館籠地 (たてこもりち) 字小森 (こもり) に「大宮大明神」を建立し、戦勝を祈願したことが起源とされる[1][2][3]

応永元年(1394年)に火災に遭い焼失、正長元年(1428年)に東方の滝沢山に再建・遷座される[1][2][3]

元禄13年(1700年)、水戸藩徳川光圀の命により大中字宿西 (現在地) に遷座し、大宮大明神は、里川村、徳田村、小妻村、小中村、大中村、折橋村、小菅村、大菅村、黒坂村、以上9村の総鎮守になった[1][3]

明治6年(1873年)4月1日、大中村の村社に列格され、「大宮大明神」を「大中神社」に改称、明治40年(1907年)4月1日、第178号供進指定[1][3]

祭神

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神徳

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  • 家内安全
  • 縁結び
  • 夫婦和合
  • 商売繁盛(五穀豊穣)

境内社

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文化財

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  • 本殿(市指定建造物文化財) - 江戸時代中期建造、総枡組[3][4]
  • 御神木(市指定天然記念物) - 、樹齢500年[3][4]

脚注

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  1. ^ a b c d 由緒 - 大中神社
  2. ^ a b 大中神社とは - コトバンク
  3. ^ a b c d e f 大中神社 - 茨城県神社庁
  4. ^ a b 大中神社本殿 - 常陸太田市

外部リンク

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