塚本健(つかもと たけし、1931年8月1日-2023年11月24日 )は、日本の経済学者、東京大学名誉教授。

略歴

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東京生まれ。第一高等学校卒、1953年東京大学経済学部卒、1964年同大学院博士課程修了、「ナチス経済 成立の歴史と論理」で経済学博士。東大教養学部助教授、教授を務め、1991年定年退官、名誉教授[1]流通経済大学教授、経済学部長を務めた。2002年退職[2]鈴木鴻一郎向坂逸郎に師事したマルクス経済学者である。

著書

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共編著

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  • 『日本労働者運動史 1 日本マルクス主義運動の出発』川口武彦共編 河出書房新社 1975
  • 『マルクス主義と平和運動』編著 十月社 1981
  • 『小集団管理 批判とたたかい』編著 社会主義協会出版局 1984
  • 『向坂逸郎と平和運動』編著 十月社 1985
  • 『大系現代の世界と日本 現代世界の政治経済』編 えるむ書房 1991
  • 『現状分析日本経済 平成不況と合理化』編著 えるむ書房 1994

翻訳

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脚注

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  1. ^ 「塚本健教授を送る」杉浦 克己 社会科学紀要 1991-03
  2. ^ 『現代日本人名録』