四ツ橋駅
四ツ橋駅(よつばしえき)は、大阪府大阪市西区北堀江一丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 四つ橋線の駅。
四ツ橋駅 | |
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リニューアル後のホーム | |
よつばし Yotsubashi | |
◄Y13 本町 (1.0 km) (0.9 km) なんば Y15► | |
所在地 | 大阪市西区北堀江1丁目 |
駅番号 | Y14 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●四つ橋線 |
キロ程 | 3.2 km(西梅田起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1965年(昭和40年)10月1日 |
乗換 |
心斎橋駅 - 御堂筋線 M19 - 長堀鶴見緑地線 N15 (改札内で連絡) |
備考 | 乗降人員は心斎橋駅を参照 |
心斎橋駅とは改札内でつながっており、同一の駅として扱われる。当・四ツ橋駅側でも、入口では長堀鶴見緑地線心斎橋駅の表示がある。
駅名の由来
四ツ橋は、当駅東すぐの地点が西横堀川と長堀川の交点で、西横堀川に上繋橋と下繋橋、長堀川に炭屋橋と吉野屋橋の四つの橋が架かっていたことに由来する[注釈 1]。
近年壁面改良工事が行われ、そこには駅名の由来となった四つの橋をイメージした絵が描かれるようになった。
線名の四「つ」橋と駅名の四「ツ」橋とでは「つ」の文字がひらがなとカタカナの違いがある。これは路線名が通過する街路の名前(四つ橋筋)に由来するのに対し、駅は地名を採用した結果である。さらに、街路名と地名(駅名)で表記が異なるようになった起源は、道路を管理していた市の土木局(当時)と交通事業(市電に四ツ橋の電停があった)を管理していた電気局(当時)が監督官庁に別の表記で届け出たことにあるといわれている。
歴史
利用可能な鉄道路線
- 四つ橋線 - 駅番号はY14
また、以下の路線とも改札内で乗り換えが可能である。長堀鶴見緑地線が開業するまでは、御堂筋線との乗り換え業務を行っていなかった。
四つ橋線から御堂筋線への乗り換えは、長堀鶴見緑地線のホームを通る必要があり、当駅と御堂筋線の心斎橋駅とは大きく離れている。また、当駅と心斎橋駅の間に中間改札はなく、西梅田寄りの改札口は両駅の完全共用であり、事実上同一の駅とみなすことができる(心斎橋駅の改札口の一部も同様)。同じように新線開業によって同一改札内となった信濃橋駅→本町駅や難波元町駅→なんば(難波)駅のように駅名を心斎橋駅に統一することも検討されたが、当時既に開業後30年以上が経過し四ツ橋という駅名が定着していることや、四つ橋線の由来になった駅名を消せないとして、そのまま別名にした。
なお、四つ橋線と御堂筋線の乗り換えは大国町駅で対面乗換となっており、そちらの方が利便性が高い。
駅構造
島式1面2線ホームの地下駅である。ホーム壁面には、四つ橋線のラインカラーの青に、オリックス劇場の最寄り駅であることから、音符が連続しているのが特徴である。当駅の西梅田寄りから長堀鶴見緑地線心斎橋駅の大正寄りに通じている。
当駅は、大国町管区駅に所属し、駅長が配置され、当駅と本町駅を管轄している。
のりば
番線 | 路線 | 行先[1] |
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1 | 四つ橋線 | 大国町・住之江公園方面 |
2 | 肥後橋・西梅田方面 |
利用状況
1998年11月10日の1日乗降人員は36,819人(乗車人員:16,788人、降車人員:20,131人)である。なお、2007年度以降の統計では、心斎橋駅と同一駅として扱われている。
駅周辺
- アメリカ村
- クリスタ長堀
- 大阪新町郵便局
- 大阪信用金庫西支店
- 大同信用組合本店
- 高知銀行大阪支店
- 大阪中央ビル
- リーガロイヤルホテル四ツ橋
- オリックス劇場
- 堀江
- 神戸生絲本社
- 東横INN心斎橋西
- アパホテル〈なんば北 心斎橋駅前〉
- 大阪スクールオブミュージック専門学校
- 大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校
- GIZA studio
- 長堀バス駐車場
- 西大橋駅 - 当駅北改札口から西へ徒歩圏内にある
バス
最寄り停留所は四ツ橋および北堀江一丁目である。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
- 四ツ橋
- 北堀江一丁目
- 8号系統:大阪駅前 行
- 84号系統:弁天町駅前・八幡屋三丁目 行
その他
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ “Osaka Metro|四ツ橋”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 四ツ橋駅 - Osaka Metro
- 心斎橋駅(御堂筋線) - Osaka Metro
- 心斎橋駅(長堀鶴見緑地線) - Osaka Metro