喜惣治
名古屋市北区の地名
喜惣治(きそうじ)は、愛知県名古屋市北区にある町名。現行行政地名は喜惣治一丁目及び喜惣治二丁目。住居表示未実施[WEB 4]。
喜惣治 | |
---|---|
北緯35度14分6.6秒 東経136度54分17.67秒 / 北緯35.235167度 東経136.9049083度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
支所 | 楠支所 |
人口 (2019年(平成31年)1月1日現在)[WEB 1] | |
• 合計 | 3,735人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
462-0065[WEB 2] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 3] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集名古屋市北区の北部に位置し、南と東に大我麻町、西に楠、北に名古屋市に隣接する豊山町と接する。
字一覧
編集喜惣治新田村当時の字として、一番割・二番割・三番割・四番割・五番割・六番割・七番割・中島が存在した[1]。すべて楠町喜惣治新田に残存する。
歴史
編集町名の由来
編集大蒲新田内比良村入鹿新田の一部分であったが、1717年(享保2年)、中萱津村在の平八なる者が流作場とした[2]。また、1753年(宝暦3年)、愛知郡戸部下新田在の喜惣治なる人物にこれを売却したという[2]。1763年(宝暦13年)に至り、農民がこれを開発し、喜惣治新田と称したという[2]。
沿革
編集喜惣治新田
編集- 1889年(明治22年)10月1日 - 西春日井郡喜惣治新田が合併に伴い、同郡如意村大字喜惣治新田となる[3]。
- 1906年(明治39年)7月16日 - 合併に伴い、西春日井郡楠村大字喜惣治新田となる[3]。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 合併に伴い、名古屋市北区楠町大字喜惣治新田となる。
- 1974年(昭和49年)7月17日 - 大字喜惣治新田の一部が喜惣治一丁目・喜惣治二丁目に編入される[3]。
喜惣治一丁目・喜惣治二丁目
編集世帯数と人口
編集2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
喜惣治一丁目 | 640世帯 | 1,345人 |
喜惣治二丁目 | 1,135世帯 | 2,390人 |
計 | 1,775世帯 | 3,735人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 4,678人 | [WEB 5] | |
2000年(平成12年) | 4,471人 | [WEB 6] | |
2005年(平成17年) | 4,277人 | [WEB 7] | |
2010年(平成22年) | 4,194人 | [WEB 8] | |
2015年(平成27年) | 3,863人 | [WEB 9] | |
2020年(令和2年) | 3,573人 | [WEB 10] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
喜惣治一丁目 | 全域 | 名古屋市立楠西小学校 | 名古屋市立楠中学校 | 尾張学区 |
喜惣治二丁目 | 全域 |
施設
編集喜惣治一丁目
編集- 喜惣治第一公園
- 1974年(昭和49年)6月25日供用開始[WEB 13]。
- 喜惣治第二公園
- 1976年(昭和51年)4月1日供用開始[WEB 13]。
- 喜惣治第三公園
- 1978年(昭和53年)4月1日供用開始[WEB 13]。
- 楠西コミュニティセンター
- 生鮮館やまひこ
喜惣治二丁目
編集- 名古屋市営喜惣治荘
- 名古屋喜惣治郵便局
-
名古屋市営喜惣治荘(2017年11月)
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集WEB
編集- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “北区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “データセット情報 国勢調査 / 令和2年国勢調査 / 小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など) 23:愛知県”. 独立行政法人統計センター. 2022年3月31日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ a b c “都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
書籍
編集- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 912.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 177.
- ^ a b c d 名古屋市計画局 1992, p. 753.
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、喜惣治に関するカテゴリがあります。