名古屋駅新幹線口エスカ地下街中継局

名古屋駅新幹線口エスカ地下街中継局(なごやえきしんかんせんぐちエスカちかがいちゅうけいきょく)は、愛知県名古屋市中村区にあるギャップフィラー中継局である。

本記事では同時に設置されたAMラジオ放送再送信設備についても合わせて記述する。

概要

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  • 所在地:名古屋市中村区太閤通「エスカ地下街[1]
  • 放送エリア:エスカ地下街(地下1階)の全域及び地下街駐車場(地下2階)の一部(AM放送は地下街駐車場(地下2階)の全域)[2]
  • 1日あたり利用者数:約50,000人[3]

デジタルテレビ放送

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特定地上基幹放送局による。免許人は株式会社エスカ。

リモコン
キーID
放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 放送対象
地域
運用開始日
1 THK
東海テレビ放送
21 1 mW 350 μW 中京広域圏 -
2 NHK
名古屋教育
13 全国
3 NHK
名古屋総合
20 愛知県
4 CTV
中京テレビ放送
19 中京広域圏
5 CBCテレビ 18
6 NBN
名古屋テレビ放送
愛称「メ~テレ」
22
10 TVA
テレビ愛知
23 愛知県

FMラジオ放送

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特定地上基幹放送局による。免許人は同上。

周波数
MHz
放送局名 空中線
電力
放送対象
地域
運用開始日
77.8 ZIP-FM 50 mW 愛知県 -
80.7 FMA
エフエム愛知
82.5 NHK
名古屋FM
79.5 愛知国際放送
愛称「RADIO-i」
50 mW 中京広域圏及び
静岡県外国語放送実施地域[4]
-
(最後のRADIO-i)は廃止

AMラジオ放送

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高周波利用設備[5]による。

周波数
kHz
放送局名 高周波出力 放送対象地域 運用開始日
729 NHK
名古屋第1
3 W 中京広域圏 -
909 NHK
名古屋第2
全国
1053 CBCラジオ 中京広域圏
1332 SF
東海ラジオ放送

歴史

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  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)9月30日:愛知国際放送(RADIO-i)は閉局により再送信終了
  • 2014年(平成26年)4月1日:免許人が放送波遮蔽対策推進協会と改称
  • 2019年(平成31年)3月18日:放送波遮蔽対策推進協会がFM放送の実験試験局を特定地上基幹放送局に種別変更した上で無線局の免許人の地位および高周波利用設備の許可を株式会社エスカに承継

脚注

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  1. ^ 「エスカ地下街」においてワンセグ・FM・AM放送試験サービス開始 (PDF)』(プレスリリース)、デジタルラジオ推進協会、2009年3月31日。2009年4月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2016年4月2日閲覧
  2. ^ 名古屋エスカ(NHKアイテック制作)” (PDF). 放送波遮蔽対策推進協会. 2016年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月17日閲覧。
  3. ^ 地下街遮へい対策事業について”. デジタルラジオ推進協会. 2009年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月2日閲覧。
  4. ^ 愛知県名古屋市瀬戸市豊田市岡崎市常滑市豊橋市・静岡県浜松市
  5. ^ 高周波利用設備とは”. 関東総合通信局. 2020年6月26日閲覧。
  6. ^ 名古屋地下街「エスカ」でデジタルテレビ、ラジオの受信が可能に』(プレスリリース)、東海総合通信局、2009年3月6日。2011年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月23日閲覧

関連項目

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