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古屋秀隆

日本の動物学者

古屋 秀隆（ふるや ひでたか、1963年 - ）は日本の動物学者、理学博士、大阪大学大学院理学研究科教授[1][2][3]。主としてニハイチュウ類について、発生、系統、生活史等様々な方向から研究している[4]。

人物・経歴

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1963年、福岡県に生まれる[5]。1994年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了[5]。1997年4月～1999年3月、サンタバーバラ自然史博物館客員研究員[1]。1999年～2007年、大阪大学大学院理学研究科 助手[1]。2007年～2021年4月、大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 学際グループ(動物発生進化学)准教授[1][4][6]。2013年～2015年は、日本動物学会の将来計画委員会委員も務めた[1]。2021年5月～現在、大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 動物形態学研究室教授[1][2]。

著書

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  • 山田真弓 監修、青木淳一、田近謙一、森岡弘之 編集『動物系統分類学 追補版』中山書店、2000年2月25日、28-36頁。ISBN 4521072518。  [二胚虫類: 越田豊・古屋秀隆 執筆]
  • 岩槻邦男、馬渡峻輔 監修、白山義久 編集『無脊椎動物の多様性と系統』裳華房〈バイオディバーシティ・シリーズ〉、2000年11月30日、102-107頁。ISBN 4785358289。  [第Ⅱ部4章、コラム4: 古屋秀隆 執筆]
  • ロス・パイパー 著、西尾香苗 訳『知られざる地球動物大図鑑』東京書籍、2016年5月20日、204-205頁。ISBN 9784487808151。  [二胚動物: 古屋秀隆 監訳/図版]
  • 日本動物学会『動物学の百科事典』丸善出版、2018年9月30日、60-61頁。ISBN 9784621303092。  [二胚動物・直泳動物: 古屋秀隆]
  • Motokawa, Masaharu; Kajihara, Hiroshi (2017). Species Diversity of Animals in Japan. Springer. p. 401-417. doi:10.1007/978-4-431-56432-4. ISBN 9784431564300. ISSN 25095536  [Chapter 15 Diversity and Morphological Adaptation of Dicyemids in Japan: Hidetaka Furuya]
  • Gestal, Camino; Pascual, Santiago; Guerra, Ángel; Fiorito, Graziano; Vieites, Juan M. (2019). Handbook of Pathogens and Diseases in Cephalopods. Springer. p. 159-168. doi:10.1007/978-3-030-11330-8. ISBN 978-3-030-11329-2  [10 Protist (Ciliates) and Related Diseases & 11 Dicyemids: Hidetaka Furuya and Dhikra Souidenne]

受賞歴

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  • 1993年10月 日本動物学会論文賞（マダコから発見された２種類のニハイチュウ）[1]
  • 1995年 日本動物学会論文賞（2種類の蠕虫型幼生の発生）[1]
  • 2002年10月 日本動物学会奨励賞（ニハイチュウ の生物学）[1]
  • 2019年9月 日本動物学会賞（ニハイチュウ の生物学）[1][7]
  • 2020年11月 大阪大学 大阪大学賞（教養教育における生物学教育−学生実験と少人数セミナーでの取り組み）[1][8]

命名

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以下に命名した動物（二胚動物）の学名を示す[9][10]。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k “古屋 秀隆”. researchmap (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。
  2. ^ a b “動物形態学研究室”. 大阪大学大学院理学研究科・理学部. 2021年5月19日閲覧。
  3. ^ “古屋　秀隆”. 大阪大学 研究者総覧. 大阪大学. 2021年5月19日閲覧。
  4. ^ a b “古屋 秀隆 Furuya Hidetaka”. 科学研究費助成事業データベース. 2021年5月20日閲覧。
  5. ^ a b 岩槻邦男、馬渡峻輔 監修、白山義久 編集『無脊椎動物の多様性と系統』裳華房〈バイオディバーシティ・シリーズ〉、2000年11月30日、322頁。ISBN 4785358289。 
  6. ^ “大阪大学 学際グループ ホームページ”. 大阪大学. 2020年9月17日閲覧。
  7. ^ “日本動物学会 第90回 大阪大会 プログラム”. 日本動物学会. 2021年5月21日閲覧。
  8. ^ “大阪大学賞”. 大阪大学. 2021年5月21日閲覧。
  9. ^ “WoRMS Search: "Furuya"”. WoRMS. 2021年5月20日閲覧。
  10. ^ Furuya, Hidetaka (2018). Eleven New Species of Dicyemids (Phylum Dicyemida) from Octopus longispadiceus and O. tenuicirrus (Mollusca: Cephalopoda: Octopoda) in Japanese Waters. 23. pp. 143-179. doi:10.12782/specdiv.23.143. 

外部リンク

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