反町駅
神奈川県横浜市神奈川区上反町にある東急電鉄の駅
反町駅(たんまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区上反町1丁目にある、東急電鉄東横線の駅である。駅番号はTY20。
反町駅 | |
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駅舎(2007年8月14日) | |
たんまち Tammachi | |
◄TY19 東白楽 (1.2 km) (0.9 km) 横浜 TY21► | |
所在地 | 横浜市神奈川区上反町1丁目1番地 |
駅番号 | TY20 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■東横線 |
キロ程 | 23.3 km(渋谷起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東急 1]13,050人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)2月14日[1] |
歴史
編集- 1926年(大正15年)2月14日 - 開業[1]。
- 1960年(昭和35年) - 駅舎改築[1]。
- 2004年(平成16年)1月31日 - 翌2月1日からの横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始に関連し、地下化される[1][2]。
- 2006年(平成18年)3月28日 - 新駅舎の使用が開始され、改札口や自動券売機などの位置が一部変更される[3]。
- 2017年(平成29年) - ホームドア供用開始。
駅名の由来
編集開業時、横浜市青木町字反町に所在していたことによる[1]。
「反町」の由来には諸説あり、「段町」から転訛した説もあれば一反二反の「反」から来る説や、元来この地が数年毎に休耕していたため休耕地のことを「ソリ」と呼ぶことから「ソリマチ = 反町」となった説[1]がある。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札階は地上1階、プラットホームは地下4階にあり、エレベーター・エスカレーターで連絡する。ホーム部分は新オーストリアトンネル工法(NATM)で建設された。地下化当初より駅施設はホームの10両化を見越した設計となっているが、横浜寄りの2両分は非常用となっており、延長部は柵で封鎖され、ホームドアや壁面の仕上げも省略されている。
2004年の地下化までは相対式ホーム2面2線を有する地上駅だったが、ホームの東白楽寄りは高架となっていた[4]。
地上駅時代にはトイレが構内にはなく入口付近に設置されていたが、2004年12月頃に1階改札内に新設された。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置されている。またトイレ前にはベンチを備えた休憩スペースがある。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東横線 | 下り | 横浜・元町・中華街方面[5] |
2 | 上り | 渋谷・池袋・川越市・所沢方面[6] |
利用状況
編集2023年度の1日平均乗降人員は13,050人である[東急 1]。東横線の駅では最も乗降人員が少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1980年(昭和55年) | 10,723 | ||
1981年(昭和56年) | 11,093 | ||
1982年(昭和57年) | 11,175 | ||
1983年(昭和58年) | 11,036 | ||
1984年(昭和59年) | 10,942 | ||
1985年(昭和60年) | 10,296 | ||
1986年(昭和61年) | 10,452 | ||
1987年(昭和62年) | 10,464 | ||
1988年(昭和63年) | 10,301 | ||
1989年(平成元年) | 10,375 | ||
1990年(平成 | 2年)10,658 | ||
1991年(平成 | 3年)10,932 | ||
1992年(平成 | 4年)10,813 | ||
1993年(平成 | 5年)10,634 | ||
1994年(平成 | 6年)10,620 | ||
1995年(平成 | 7年)10,450 | [神奈川県統計 1] | |
1996年(平成 | 8年)10,136 | ||
1997年(平成 | 9年)9,967 | ||
1998年(平成10年) | 9,561 | [神奈川県統計 2] | |
1999年(平成11年) | 9,303 | [神奈川県統計 3] | |
2000年(平成12年) | 9,139 | [神奈川県統計 3] | |
2001年(平成13年) | 8,982 | [神奈川県統計 4] | |
2002年(平成14年) | 18,384 | 9,045 | [神奈川県統計 5] |
2003年(平成15年) | 17,658 | 8,772 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | 15,173 | 7,793 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | 14,115 | 7,171 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | 13,654 | 6,937 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | 13,783 | 6,977 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | 13,538 | 6,893 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | 13,211 | 6,698 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | 13,206 | 6,678 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | 12,874 | 6,505 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | 12,818 | 6,462 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | 12,891 | 6,456 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | 12,364 | 6,193 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | 12,620 | 6,327 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | 13,010 | 6,520 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | 13,283 | 6,655 | [神奈川県統計 20] |
2018年(平成30年) | 13,634 | 6,852 | [神奈川県統計 21] |
2019年(令和元年) | [東急 2]13,562 | 6,800 | |
2020年(令和 | 2年)[東急 3]10,670 | ||
2021年(令和 | 3年)[東急 4]11,971 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 5]12,909 | ||
2023年(令和 | 5年)[東急 1]13,050 |
駅周辺
編集バス路線
編集最寄りのバス停留所は、国道1号上にある東横反町駅前停留所であり、横浜市営バスによって運行されている[7] 。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 35 | 青木橋 | 横浜駅西口 |
88 | 東神奈川駅西口・六角橋 | 神大寺入口 | |
2 | 50 | 栗田谷 | 神大寺入口 |
栗田谷・神大寺入口・三ッ沢総合グランド | 横浜駅西口 | ||
88 | 三ッ沢公園自由広場 | 横浜市民病院 |
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 東急の駅、p.68。
- ^ 「横浜駅・反町駅が変わります」(pdf)『HOT ほっと TOKYU』第277号、東京急行電鉄、2004年1月20日、 オリジナルの2015年1月13日時点におけるアーカイブ、2015年1月14日閲覧。
- ^ 「東横線 反町駅の改札口、券売機の位置が変わります」(pdf)『HOT ほっと TOKYU』第308号、東京急行電鉄、2006年3月20日、 オリジナルの2015年1月13日時点におけるアーカイブ、2015年1月14日閲覧。
- ^ 東急反町駅(東京急行電鉄ホームページ・インターネットアーカイブ・2002年6月時点)。
- ^ “東横線標準時刻表 反町駅 横浜 元町・中華街方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “東横線標準時刻表 反町駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 東白楽駅・反町駅近隣の鉄道・バスご案内 東急電鉄、2018年6月
- ^ 神奈川区内保育所等施設案内 横浜市神奈川区福祉保健センター、2023年9月
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2019年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- 東急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 24ページ
- ^ 平成12年 - 222ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 224ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 222ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 222ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 222ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 224ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 224ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 226ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 230ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 240ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 238ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 238ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 234ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 236ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 238ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 238ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 246ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 238ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 222ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 222ページ
参考文献
編集- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
編集外部リンク
編集- 反町駅(各駅情報) - 東急電鉄