南海村
日本の三重県度会郡にあった村
南海村(みなみむら[1][2]、なんかいむら[1][2])は、かつて三重県度会郡にあった村。現在の南伊勢町の東部、五ヶ所湾の西岸にあたる。
みなみむら 南海村 | |
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廃止日 | 1955年2月11日 |
廃止理由 |
新設合併 五ヶ所町、穂原村、南海村、宿田曽村、神原村(一部) → 南勢町 |
現在の自治体 | 南伊勢町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 度会郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
3,917人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 穂原村、中島村 |
南海村役場 | |
所在地 | 三重県度会郡南海村大字礫浦153番地 |
座標 | 北緯34度18分45秒 東経136度40分25秒 / 北緯34.31253度 東経136.67361度座標: 北緯34度18分45秒 東経136度40分25秒 / 北緯34.31253度 東経136.67361度 |
ウィキプロジェクト |
地理
編集- 海洋:五ヶ所湾
- 山岳:鶴路山、局ヶ頂
- 湖沼:大池
歴史
編集- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、迫間浦・相賀浦・礫浦の区域をもって成立。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 五ヶ所町・穂原村・宿田曽村および神原村の一部(泉・神津佐・下津浦・木谷)と合併して南勢町が発足。同日南海村廃止。
村名の由来と読み
編集度会郡の南端に位置し、海に面していることから「南海村」と命名された[2]。その他の名称案に「鼎村」、「八柱村」があった[2]。村名の読みは『南海村誌』によれば「みなみ」であるが、いつしか「なんかい」が優勢になっていった[2]。
教育
編集郵便局
編集行政
編集役場は礫浦153番地に置かれ、敷地面積178m2、建坪約60m2と周辺町村に比べ小型であった[2]。
歴代村長
編集『南勢町誌』による[2]。
代 | 村長 |
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1 | 田中佐一郎 |
2 | 城幸次郎 |
3 | 石谷竹松 |
4 | 城幸次郎 |
5 | 上野幸之助 |
6 | 河口楠次郎 |
7 | 山口吉兵衛 |
8 | 北村重吉 |
9 | 中村重郎 |
10 | 畑芳男 |
11 | 山川金右衛門 |
交通
編集道路
編集航路
編集- 五ヶ所湾巡航船
脚注
編集参考文献
編集- 地名情報室『市町村名変遷辞典 三訂版』東京堂出版、2000年 ISBN 4-490-10532-0
- 南勢町誌編さん委員会『南勢町誌』南勢町、1985年
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 24 三重県』角川書店、1983年