十碧れいや
日本の女優
十碧 れいや(とあ れいや、1987年[1]4月14日[2] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団星組の男役スター[3]。
とあ れいや 十碧 れいや | |
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生年月日 | 1987年4月14日(37歳) |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市 |
身長 | 175cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2007年 - |
活動内容 |
2007年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2018年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『アルカサル〜王城〜』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
愛知県名古屋市[4]、熱田高等学校出身[4]。身長175cm[1]。血液型B型[1]。愛称は「れな」、「ポコちゃん」[5]。
来歴
編集2005年、宝塚音楽学校入学。
2007年、宝塚歌劇団に93期生として入団[6][5]。入団時の成績は15番[6]。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台[3][5]。その後、星組に配属[6][3]。
下級生時代から長身で二枚目の男役として注目を浴び、2012年の「めぐり会いは再び 2nd」で新人公演初主演[7][3]。
2014年の「アルカサル」で、麻央侑希とバウホール公演ダブル主演[3][8]。
2018年7月22日、「ANOTHER WORLD/キラー ルージュ」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][1]。
人物
編集幼稚園の頃からバレエを習っており、幼い頃の夢はバレリーナだった[5]。
高校1年の時、叔母に連れられて初めて観た宙組公演「ファントム」がきっかけで、宝塚受験を決意[5]。バレエの素養はあっため、歌を基礎から1年学び、1度目の受験で音楽学校に合格を果たした[5]。
芸名は、好きな「碧」の漢字を使い、赤ちゃんの名付け辞典から自分で選んで決めた[9]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集星組時代
編集- 2007年5 - 7月、『さくら』『シークレット・ハンター』(東京宝塚劇場)
- 2007年9月、『KEAN』(日生劇場) - パトリック[5]
- 2007年11 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-』 - 新人公演:ビッグジョン(本役:夢乃聖夏)『レビュー・オルキス-蘭の星-』
- 2008年4 - 5月、『ANNA KARENINA(アンナ カレーニナ)』(バウホール) - セルプホフスコイ
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - 新人公演:ベン(本役:紅ゆずる)
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - 新人公演:ジュール・アンダーソン(本役:立樹遥)『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - 新人公演:チョロ(本役:真風涼帆)
- 2009年10 - 11月、『再会』『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - ゲオルク・カイト、新人公演:アンドラーシュ・オルツィ(本役:紅ゆずる)『BOLERO』
- 2010年4 - 5月、『激情』 - ピカドール『BOLERO』(全国ツアー)
- 2010年8月、『摩天楼狂詩曲(ニューヨークラプソディー)〜君に歌う愛〜』(バウホール) - エドガー・リチャーズ
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - 新人公演:エディー(本役:真風涼帆)
- 2011年2月、『愛するには短すぎる』 - マーシャル・ウェンズワース『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(中日劇場)
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - 新人公演:オーロ(本役:夢乃聖夏/紅ゆずる/真風涼帆)『めぐり会いは再び』 - コクマ
- 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ドアボーイ『めぐり会いは再び』 - コクマ(博多座・中日劇場)
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - ソムリエ、新人公演:フランク・カットン(本役:夢乃聖夏)
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール) - 士官
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - ジョアン、新人公演:ホアキン・アドリアーノ(本役:紅ゆずる)『Celebrity』[5]
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵『Celebrity』(全国ツアー)
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - コクマ、新人公演:ドラント・ヴェスペール(本役:柚希礼音)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - ヴァルゴオムA/プティタミ、新人公演:エトワールオムA・ヴァルゴオムS・ヴァルゴオムS2・エトワールギャルソンA(本役:紅ゆずる)/アクエリアスオムS(本役:柚希礼音) 新人公演初主演[7][3][1][5]
- 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 倚剣『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:死(本役:真風涼帆/麻央侑希)
- 2013年10月、『日のあたる方(ほう)へ』(ドラマシティ・日本青年館) - ジョアン
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - イポリット、新人公演:タレーラン(本役:北翔海莉)[3]
- 2014年5 - 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ) - コルベール
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - ヘンリー『パッショネイト宝塚!』
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - エンリケ・デ・トラスタマラ バウW主演[8][3][1]
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - ゴンザーロ『Dear DIAMOND!!』[3]
- 2015年6 - 7月、『大海賊』 - フレデリック『Amour それは…』(全国ツアー)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - ジョーイ・ビルトモア/クバーナの男
- 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - クリプトン『THE ENTERTAINER!』
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 大山巌『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - リシ・ガイ
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - オジー
- 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - リシ・ガイ
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - フリッツ・ラング/ギルベルト・シュヴァルツ『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『うたかたの恋』 - ヨゼフ皇帝『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』(中日劇場)[3]
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 小五郎『Killer Rouge(キラー ルージュ)』 退団公演[3][1]
出演イベント
編集宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2019年6月、『暁の帝〜朱鳥の乱編〜』(シアターグリーン)[13]
- 2019年12月、『終わらない世界』(博品館劇場)[14]
- 2020年8月、『モンテ・クリスト伯〜黒き将軍とカトリーヌ〜』(明治座)[15]
- 2020年12月、『通りすがりのYouTuber』(CBGKシブゲキ!!)[16]
- 2021年2月、『知恵と希望と極悪キノコ』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA)[17]
- 2021年7月、『ル・シッド』(あうるすぽっと) - ドン・ロドリグ[18]
- 2023年7月、『Run For Your Wife』(あうるすぽっと) - バーバラ・スミス[19]
CM出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g “プロフィール”. 十碧れいやオフィシャルファンクラブ. 2022年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月3日閲覧。
- ^ “十碧れいや 公式プロフィール”. ジーアールプロモーション. 2022年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “Memories of 十碧れいや”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 2020年7月9日閲覧。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、103頁。ISBN 978-4-86649-049-6。
- ^ a b c d e f g h i “フェアリーインタビュー 星組 十碧れいや”. ウィズたからづか. 2013年12月9日閲覧。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 119.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 320.
- ^ a b 星組バウ「アルカサル-王城-」華は大きな武器、少女漫画の世界を見事に再現 スターファイル。
- ^ a b 『RISING STAR GUIDE 2013』 阪急コミュニケーションズ、2013年、98-99頁。ISBN 978-4-484-13507-6。
- ^ 涼紫央ディナーショー「0〜LOVE〜」('11年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 夢咲ねねミュージック・サロン「N-style」('15年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2016('16年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 佐藤美希&十碧れいや主演、壬申の乱後を描く「暁の帝~朱鳥の乱編~」 ステージナタリー。
- ^ 復活公演の幕は上がるか?緒月遠麻・上遠野太洸ら出演「終わらない世界」開幕 ステージナタリー。
- ^ 凰稀かなめ主演「モンテ・クリスト伯」延期公演に渡辺大輔、廣瀬智紀ら ステージナタリー。
- ^ 中津留章仁が書き下ろす「通りすがりのYouTuber」で冨岡健翔が動画投稿者に ステージナタリー。
- ^ 「知恵と希望と極悪キノコ」本日開幕、主演の富田翔「全身全霊生き抜きます」 ステージナタリー。
- ^ 日本初上演!舞台『ル・シッド』全キャスト発表!オールフィメールによる恋愛バトルドラマ シアターテイメントNEWS。
- ^ 山本一慶主演コメディ「Run For Your Wife」2023年版に松井勇歩ら ステージナタリー。
- ^ タカラジェンヌ7名がCMに一挙出演! 美しい“歩き”を颯爽と披露 ORICON STYLE。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 十碧れいや (@reiya_toa) - X(旧Twitter)
- 十碧れいや (@reiya_toa) - Instagram