冨永ボンド
冨永ボンド(とみなが ぼんど、Bond Tominaga、本名:冨永久司[1]、1983年 - )は、日本の画家、現代アート作家[2][3]。木工用接着剤に水性塗料を混ぜて絵を描く「ボンドアート」で注目を集めている[2][4]。アートセラピーにも取り組んでいる[4]。多久市在住[2][4]
略歴
編集福岡県出身。福岡デザイン専門学校卒業。木工用ボンドを画材として使用する画法「ボンドアート(登録商標:第5748119号、第5747987号)」の創始者。つなぐ(接着する)を創作テーマとし、ショッピングモールや百貨店の催事、音楽イベントや野外フェスに出演し、ライブで絵画を公開創作する。抽象画のモチーフは全て人間。
福岡で活動していたが、結婚を機に佐賀県多久市に引っ越し、以降は多久市で活動をしている[5]。
多久駅前にあった京町商店街は閑散としていた。多久の協議会から街づくりの相談を受けた冨永は、閉店した店舗のシャッターや、店舗の壁面などに絵を描くウォールアートによる観光促進を提案する[5]。「エノグアートプロジェクト」を立ち上げるも、原資の確保など問題が立ち塞がり、なかなか計画は進展しなかった。「さが段階チャレンジ交付金」に申し込むことで、少しずつ活動は進み、反対意見も多かった商店街からも声がかかるようになった[5]。
個展
編集- 冨永ボンド展 in IWATAYA(岩田屋三越)
- 冨永ボンド展 in みやざきアートセンター(2017)
- 冨永ボンド展 〜The Lien〜 Gallery Collection Privee(2017/フランス・パリ)
- 冨永ボンド展 〜独創のボンドアート〜 in ゆめタウン佐賀(2017/サガテレビ主催)
- 冨永ボンド展 〜独創のボンドアート〜 in イオンモール福岡(2017)
- 冨永ボンド展 〜日常のボンドアート〜 in ゆめタウン佐賀(2018/サガテレビ主催)
アートフェア出展
編集- ART EXPO NEW YORK 2014/アメリカ・ニューヨーク(単独ブース出展)
- Art shopping 2016 La Carrousel du Louvre/フランス・パリ(単独ブース出展)
出演
編集出典
編集- ^ “ボンド同士ぴったりと 接着剤大手コニシ、冨永さん創作応援 「木工用」無料提供 「つなぐに共感」 | まちの話題 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞”. ボンド同士ぴったりと 接着剤大手コニシ、冨永さん創作応援 「木工用」無料提供 「つなぐに共感」 | まちの話題 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞. 2022年5月12日閲覧。
- ^ a b c “佐賀市で「冨永ボンド」展”. サガテレビ (2018年8月14日). 2018年9月10日閲覧。
- ^ a b “冨永ボンドさん、あすからRKBラジオでレギュラー番組”. 佐賀新聞. (2018年4月1日) 2018年9月10日閲覧。
- ^ a b c “接着剤アートで心癒やす 画家が福祉事業所利用者と制作 高知”. 高知新聞. (2018年3月11日) 2018年9月10日閲覧。
- ^ a b c “世界初の"ボンドアート"、引退した競走馬、お堀に船...? 佐賀県で見つけた「ここにしかない」地域づくり”. ハフポスト (2016年3月28日). 2018年9月10日閲覧。
- ^ “冨永ボンドのRADIOボンドバ”. www.nbc-saga.jp. NBCラジオ佐賀. 2018年9月11日閲覧。