円満寺 (西宮市)

兵庫県西宮市社家町一丁目にある仏教寺院

円満寺(えんまんじ)は兵庫県西宮市社家町一丁目にある仏教寺院。 高野山真言宗別格本山、山号は医王山。摂津国八十八箇所79番札所。本尊は薬師如来

円満寺
圓満寺の本堂
所在地 兵庫県西宮市社家町1-36
位置 北緯34度44分4.30秒 東経135度20分2.43秒 / 北緯34.7345278度 東経135.3340083度 / 34.7345278; 135.3340083座標: 北緯34度44分4.30秒 東経135度20分2.43秒 / 北緯34.7345278度 東経135.3340083度 / 34.7345278; 135.3340083
山号 醫王山
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
本尊 薬師如来
創建年 康保3年(966年
開基 (伝)法道仙人
正式名 醫王山圓滿寺
別称 西宮成田山
札所等 摂津国八十八箇所79番
法人番号 1140005015961 ウィキデータを編集
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西宮成田山・山門

概要

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開山・法道仙人、創建・康保3年(966年

円満寺は、西宮市鷲林寺町および鷲林寺にあった、武庫山鷲林寺を現在地(社家町)に移したのが始まりである。

武庫山鷲林寺は平安末期の治承・寿永の乱(源平合戦)、戦国時代には、荒木村重の乱に遭い荒廃した。また、織田信長の焼き討ちのため炎上し、灰燼に帰した。灰燼に帰したときに、南勝坊に霊夢によるお告げがあったため、鷲林寺を現在地に移した。そのため、今里鷲林寺とも称されて、現在に至っている。

1945年(昭和20年)8月の空襲で、すべての建物が全焼した。その際、所蔵していた古記録も焼失して、詳しい歴史が解らなくなってしまった。1948年(昭和23年)円満寺第53世、真応により、本堂・庫裡などの諸堂を再建し、中興を果たした。しかし、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災では西宮成田山の堂宇、納骨堂、庫裡が全壊した。

境内の西側には、神変大菩薩の石碑、稲荷社がある。

西宮成田山

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同じ敷地内に西宮成田山の堂宇(祈祷殿)があり、不動明王を祀る。祀られている不動明王は、1959年昭和34年)、大本山成田山新勝寺貫首荒木照定大僧正の開眼による成田山新勝寺本尊の御分身。

また、同時期に高野山真言宗管長水原堯榮大僧正より、「西宮成田山」の山号を授かり、西宮成田山と称し、交通安全祈願道場とした。交通安全祈願のほか、厄除けなどの所願成就を願う参詣者も多い。

1995年平成7年)の阪神淡路大震災で旧祈祷殿が全壊。震災以降、仮堂が設けられたが、祈祷殿を再建を発願し、着工。2013年(平成25年)10月28日、完成した祈祷殿の落慶法要が営まれ、震災からの復興を遂げた。

現祈祷殿は鉄筋コンクリート流れ向拝付き入母屋造・本葺き・地上1階地下1階建て・延べ面積379m2

 
西宮成田山・祈祷殿

所在地

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〒662-0974 兵庫県西宮市社家町1-36

交通アクセス

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