内藤学
茨城県の実業家
内藤 学(ないとう まなぶ、1960年1月9日 - )は、日本の実業家。水戸ヤクルト販売代表取締役社長、ヤクルト本社取締役、水戸商工会議所会頭、茨城県商工会議所連合会会長、水戸みやぎん寄席の席亭を務める。
来歴
編集1960年に生まれ、高校まで水戸市で暮らす[1]。県立水戸第一高校在学中は落語研究会の部長を務めた[2]。早稲田大学を卒業後[3]、1983年4月に電通に入社。1987年4月にヤクルト本社に入社したのち、1989年7月に、父が設立した[1]水戸ヤクルト販売の取締役となる。1995年8月、電通九州に入社。2008年5月に水戸ヤクルト販売専務取締役、2010年5月には同社代表取締役社長に就任した[4]。 2022年6月よりヤクルト本社取締役を務める[5]。
2020年度から2021年度にかけて水戸ロータリークラブ会長[6]、2022年11月1日より水戸商工会議所会頭[7]、同12月より茨城県商工会議所連合会会長を務める[8]。
人物
編集趣味は落語・ゴルフ・ロードバイクで[1]、高校の落研時代より「好文亭文文」の高座名を名乗り、コロナ禍までは社会人落語家としてたびたび高座に上がった[9]。
商工会の仲間との、「水戸の街の地域おこしや、大人が楽しめる健全な場として寄席があるといい」との話が実現に向けて動き出し、運営母体となる「一般社団法人まちコンテンツ共創協会」を設立[10]。水戸駅北口の水戸東照宮に隣接する宮下銀座商店街の一角に、北関東3県で唯一の常設寄席となる「水戸みやぎん寄席」が2022年9月に開場した[11]。内藤は席亭と、同協会の理事を務める[10]。
脚注
編集- ^ a b c “「ソト」から見たおおあらいVol.24(内藤学)”. 大洗町. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “<キタカンの逆襲2024>水戸・東照宮の前に開場 落語家に一番近い定期寄席”. 東京新聞. (2024年1月1日) 2024年12月8日閲覧。( 要購読契約)
- ^ “水戸支部3月例会案内内藤学さん” (PDF). 茨城県中小企業家同友会 (2020年1月). 2024年12月6日閲覧。
- ^ "第70回定時株主総会招集ご通知" (pdf) (Press release). 株式会社ヤクルト本社. 3 June 2022. 2024年12月8日閲覧。
- ^ "第70回定時株主総会決議ご通知" (pdf) (Press release). 株式会社ヤクルト本社. 22 June 2022. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “2020~2021年度会長紹介”. 水戸ロータリークラブ. 2024年12月8日閲覧。
- ^ 「水戸商工会議所議員選挙特集」(PDF)『水戸商工会議所会報』第733巻、水戸商工会議所、2022年11月、1頁、2024年12月8日閲覧。
- ^ “茨城県商議所連会長に 水戸ヤクルト販売社長の内藤学氏”. 日本経済新聞. (2022年12月7日) 2024年12月6日閲覧。
- ^ “<寄席演芸の人びと 渡辺寧久>地元の底力を結集 水戸みやぎん寄席席亭・内藤学さん”. 東京新聞. (2023年5月25日) 2024年12月8日閲覧。( 要購読契約)
- ^ a b “みやぎん寄席から街に笑いを届ける~水戸駅前に水戸史上初の寄席が誕生!”. ぷらっとみと (2022年9月12日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ “演芸場9月オープン 水戸で寄席 週末に笑いを 三味線、漫談、紙切り…色物も上演 こけら落とし、古今亭菊之丞さん登場”. 東京新聞. (2022年6月17日) 2024年12月8日閲覧。( 要購読契約)