内田舞
日本の小児精神科医
内田 舞（うちだ まい、1982年[1] - ）は、日本出身の小児精神科医[2]。ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長[2][3]。
来歴
編集神奈川県横浜市出身[3]。父は分子細胞生物学者、母は精神科医で、ともに大学教授。幼少期をアメリカ、日本、スイスで過ごす。2001年、東京学芸大学教育学部附属高等学校卒業（平井理央[4]、中田敦彦[4][5]は同級生）[6]。2007年、北海道大学医学部卒業。2011年にイェール大学精神科研修修了し、日本人として史上最年少で米国臨床医となる。[6]2013年、ハーバード大学医学大学院・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了[2]。2023年4月、アシスタント・プロフェッサー（Assistant Professor）から准教授（Associate Professor）に昇進。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行に際して、ワクチンに関する情報発信を行っている[3]。アメリカでは好意的に受け取られたが、日本から寄せられたメッセージには「最悪の母親」「児童虐待」などといった中傷があった[3]。その他、感染症に関する正確な医療情報を発信する「こびナビ」プロジェクトに幹事として参加した[7][8]。
人物
編集著書
編集論文
編集単著
編集- 『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』（2023年4月20日、文春新書)ISBN 978-4-16-661406-6
共著
編集出演
編集テレビ番組
編集ネット番組
編集ラジオ番組
編集- 高橋源一郎の飛ぶ教室（2023年9月8日）
脚注
編集- ^ “新型コロナワクチン 妊娠中「安全性判断し接種」｜信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト”. 信濃毎日新聞デジタル. 2022年10月1日閲覧。
- ^ a b c “内田 舞 プロフィール”. 文春オンライン. 2022年9月11日閲覧。
- ^ a b c d 北條香子 (2021年9月14日). “元同級生が聞く 米ハーバード大の小児精神科医・内田舞さんが妊婦の新型コロナワクチン接種の情報発信に取り組む理由”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). オリジナルの2020年10月11日時点におけるアーカイブ。 2022年10月11日閲覧。
- ^ a b 内田舞 [@maimaiuchida] (2023年11月27日). "どこのテレビかと思う画像ですが、高校の同窓会でした❤️". Instagramより2023年9月22日閲覧。
- ^ 内田舞 [@maimaiuchida] (2023年4月25日). "高校の同級生、 #中田敦彦くん と、めちゃくちゃ大切な話を大切に扱った対談です。". Instagramより2023年9月22日閲覧。
- ^ a b c “あいつ今何してる？｜テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “『こびナビ』 ”信頼できる情報”を発信する 医療者の挑戦”. NHK. (2021年8月13日) 2022年10月11日閲覧。
- ^ “こびナビ#運営メンバー”. こびナビ. 2022年10月11日閲覧。
- ^ a b 内田舞 [@maimaiuchida] (2023年6月30日). "結婚10周年❤️". Instagramより2023年9月22日閲覧。
外部リンク
編集- Mai Uchida, MD - Massachusetts General Hospital
- 内田舞 (@mai_uchida) - X（旧Twitter）
- 内田舞 (@maimaiuchida) - Instagram