六道神士
日本の漫画家
六道 神士(りくどう こうし、1970年11月16日 - )は、日本の漫画家、同人作家。男性[1]。福岡県太宰府市出身。九州産業大学卒業[2]。代表作は『エクセル・サーガ』など。[要出典]
りくどう こうし 六道 神士 | |
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生誕 |
1970年11月16日(54歳) 日本・福岡県太宰府市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1994年 - |
経歴など
編集1990年代から同人サークル「げんこつ団(18禁)」「下僕堂(18禁)」に参加、「六道館」を主宰する[3]。
1994年、『カイザーペンギン』(辰巳出版)に掲載の『ダブルインテンション』でデビュー。同年同誌上で『市立戦隊ダイテンジン』の連載が始まる。この作品は全9話が連載されるが、同誌の休刊に伴い終了。
その後、1996年に『市立戦隊ダイテンジン』の設定を一部流用、エロ要素を徹底的に排除した形で『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)誌上にて『エクセル・サーガ』の連載を開始。本作は、1999年にテレビアニメ化される。同じく1996年から始まった『ホーリーブラウニー』も『激漫』掲載の短編に端を発している。
同人活動においては、男性向け作品をはじめ、自身が描いた作品に登場するキャラクターについての解説本などを発行している[3]。
作品リスト
編集- 市立戦隊ダイテンジン(1994年 - 1995年、『カイザーペンギン』、辰巳出版、全1巻)
- エクセル・サーガ[4](1996年 - 2011年、『ヤングキングアワーズ』、少年画報社、全27巻)
- Holy Brownie(1996年 - 2010年、『激漫』、ワニマガジン社 → 『ヤングキングアワーズプラス』 → 『ヤングキングアワーズ』、少年画報社、不定期連載、全6巻)
- アラハバキ(2000年 - 2002年、『ウルトラジャンプ』、集英社、全2巻)
- メビウスギア(2007年 - 2009年、原作:井上敏樹、『ウルトラジャンプ』、集英社、全4巻)
- アカンプリス(2009年 - 2011年、『チェンジH』、少年画報社、全1巻)
- デスレス(2010年 - 2016年、『ヤングキング』 → 『月刊ヤングキング』、少年画報社、全12巻)
- サラカエル(2010年 - 2013年、『電撃マオウ』、アスキーメディアワークス、季刊連載、全3巻)
- ECHO/ZEON -エコー/ゼオン-(2010年 - 2012年、『ヤングエース』、角川書店、全3巻)
- AGEHA(2012年 - 2013年、『ヤングキングアワーズ』、少年画報社、全2巻)
- 紅殻のパンドラ(2012年 - 2024年、原案:士郎正宗、『ニュータイプエース』→『ニコニコエース』→『コミックNewtype』、角川書店、全26巻)
- カンタン・キス(2013年 - 2014年、『ヤングコミック』、少年画報社、全2巻)
- スーパー・カルテジアン・シアター(2016年 - 2018年、『ヤングキングアワーズ』、少年画報社、全5巻)
アシスタント
編集脚注
編集- ^ 六道神士、瀬口たかひろのトークも! 福岡在住のマンガ家が一堂に会した「福岡マンガTシャツ展」に行ってみた
- ^ “卒業生 - 九州産業大学芸術学部”. 九州産業大学 芸術学部. 2013年6月12日閲覧。
- ^ a b 伊藤真広、村中宣彦(編)、2006、「【プロ作家】→【同人名義】データベース」、『ゲームラボ特別編集「現代視覚文化研究」』、三才ブックス ISBN 4-86199-061-0 p. 193 「六道館」を主宰し始めたのが1990年代からであったこと・同人活動の内容について参照した。
- ^ “へっぽこ実験アニメーション エクセル・サーガ :作品情報”. アニメハック. 2020年5月26日閲覧。
外部リンク
編集- 六道館
- 六道神士 (@rikudou_koushi) - X(旧Twitter)