八丁堀あばれ軍団
『八丁堀あばれ軍団』(はっちょうぼりあばれぐんだん)は、1979年3月21日から1979年6月13日まで東京12チャンネルで放送されていたC.A.L.製作の時代劇である。全13 話。放送時間は毎週水曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)。
八丁堀あばれ軍団 | |
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ジャンル | 時代劇 |
原案 | 葉村彰子 |
脚本 |
植木昌一郎 櫻井康裕 高階秋成 奥山貞一 吉田隆 飛鳥ひろし 津田幸於 |
監督 |
皆川隆之 倉田準二 居川靖彦 井沢雅彦 松尾正武 |
出演者 |
和田浩治 うえずみのる 大坂志郎 川崎あかね 牧冬吉 井上茂 幸田宗丸 山口朱美 多賀勝 和田瑞穂 前川弘子 奈辺悟 大友柳太朗 |
ナレーター | 芥川隆行 |
音楽 | 小川寛興 |
オープニング | 作曲:小川寛興 |
エンディング | 作曲:小川寛興 |
時代設定 | 享保年間 |
製作 | |
プロデューサー |
西村俊一(C.A.L) 岡哲男(東京12チャンネル) |
制作 |
東京12チャンネル C.A.L |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1979年3月21日 - 1979年6月13日 |
放送時間 | 毎週水曜日 21:00 - 21:54 |
放送枠 | テレビ東京水曜夜9時枠時代劇 |
放送分 | 54分 |
回数 | 13 |
特記事項: 『大岡越前』からのスピンオフ 1979年3月21日からは『八丁堀暴れ軍団』に題名を変更 |
前作『疾風同心』の続編。
概要
編集前作『疾風同心』終了の翌週からスタートした、『大岡越前』のスピンオフ作品第2弾。前作に引き続き、南町奉行所の定町廻り同心・風間駿介が、先輩同心の村瀬源兵衛、配下の岡っ引き・合点の正太、情報屋のチョロ松らと共に『八丁堀暴れ軍団』を結成。江戸に巣食う悪党たちに敢然と立ち向かう。
前作同様、基本的には『大岡越前』のスピンオフ作品ではあるが登場人物等が一部異なるため、同じ世界観を持つ作品でありながら、『大岡越前』とは全く別の作品と見る向きもある。
前作からの変更点
編集和田浩治・大坂志郎と言った前作からのレギュラー陣に加え、高橋元太郎に代わり、合点の正太役で植頭実が出演している。
前作では準レギュラーの扱いだったチョロ松(井上茂)が晴れてレギュラーとなり、前作の最終回に出演したお登志(川崎あかね)が駿介の通う湯屋「柳湯」の看板娘として、お登志の父で「柳湯」の釜番である喜平次役で牧冬吉が出演している。また、川崎あかね同様前作の最終回に出演した多賀勝も、演じた役柄こそ違うものの、引き続き出演している。
そして、駿介の奉行所での上司役にも変更があり、前作の小林勘蔵(永野達雄)に代わり、吟味与力の朝倉重蔵(幸田宗丸)や、出演回数こそ少ないものの、筆頭与力の秋山左内(大友柳太朗)がそれぞれ登場している。
オープニングの映像も、前作の江戸地図を主体としたものから、駿介の活躍を主体としたものに変更されている。エンディングの映像は、江戸時代の湯屋に於ける女湯の風景画を使用。
出演
編集- 風間駿介:和田浩治 - 本作の主人公で、八丁堀同心。決め台詞は「一二三四五六七八つ(ひふみしごろくななやっつ)、九つまでは辛抱したが…」「てめぇら! 疾風の十手が容赦しねぇぜ!」。
- 合点の庄太:うえずみのる - 駿介配下の岡っ引き。
- 村瀬源兵衛:大坂志郎(第1話、第3話~第5話、第7話~第8話、第10話、第12話~第13話) - 前作で香織(西崎みどり)と言う娘がいたが本作では登場せず。
- お登志:川崎あかね - 八丁堀の湯屋「柳湯」の看板娘。
- 喜平次:牧冬吉 - お登志の父で「柳湯」の釜番。かつて「陽炎の喜平次」と言う盗賊であった事が第11話で明らかになる。
- チョロ松:井上茂 - 情報屋。
- 朝倉重蔵:幸田宗丸(第1話~第2話、第6話~第7話、第9話~第11話、第13話) - 南町奉行所の吟味与力。
- お藤:山口朱美(第1話~第6話、第8話~第12話)
- 猫平:多賀勝(第1話~第5話)
- おひろ:和田瑞穂(第1話~第7話、第10話~11話)
- お葉:前川弘子(第1話~第7話、第10話~第11話)
- 申吉:奈辺悟(第6話~第7話、第11話)
- 秋山左内:大友柳太朗(第1話、第7話) - 南町奉行所の筆頭与力。多恵(早乙女愛)と言う娘がいる。
※出演回の記載がないキャストは全話出演。
スタッフ
編集- 原案:葉村彰子
- 脚本:植木昌一郎、櫻井康裕、高階秋成、奥山貞一、吉田隆、飛鳥ひろし、津田幸於
- 音楽:小川寛興
- ナレーター:芥川隆行
- 監督:皆川隆之、倉田準二、居川靖彦、井沢雅彦、松尾正武
- 撮影:萩屋信、山岸長樹、原田裕平
- 照明:伊勢晴夫、真城喻
- 録音:面屋竜憲、渡部芳丈
- 美術:鈴木孝俊、高見哲也
- 編集:山田弘、河合勝巳
- 記録:大原より子、川島庸子
- 邦楽監修:中本敏生
- 助監督:上杉尚祺、金鐘守、高倉祐二
- 衣裳:東京衣装
- 演技事務:山下義明
- 擬斗:上野隆三(東映剣会)
- 美粧・結髪:(有)東和美粧
- 装置:青木茂雄
- 装飾:関西美工
- 小道具:高津商会
- プロデューサー補:石川博(東京12チャンネル)
- 進行主任:山田勝、杉浦満洲男
- 現像:東洋現像所
- 制作協力:東映
- 製作:東京12チャンネル、C.A.L
作品リスト
編集話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
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第1話 | 1979年 3月21日 |
女風呂は殺しの誘い | 植木昌一郎 | 皆川隆之 | お俊:山口美也子、磯村大蔵:川合伸旺、亀蔵:森幹太、彫辰:原健策 |
第2話 | 3月28日 | 毒花一輪 男をくらって咲きほこる |
櫻井康裕 | 倉田準二 | 白神のお信:二本柳俊衣、伊豆屋:西山嘉孝、卯之吉:劍持伴記、 佐助:楠年明、与作:宮川珠季、小女:松村郷子、囚人:石倉英彦 |
第3話 | 4月 4日 | 必殺の短筒が歓びを裂いた | 高階秋成 | 暗闇の辰次:大門正明、お千代:石原初音、五島屋利兵衛:小林重四郎、 磯屋の元締:富田仲次郎、おふさ:吉本真由美、黒田大膳:鈴木康弘 | |
第4話 | 4月11日 | 白い肌は殺しの通行手形 | 奥山貞行 | 居川靖彦 | お新:東てる美、仁王の弥平:天津敏、平塚精二郎:汐路章、駒次:柴田侊彦、 相模屋宗左衛門:西山辰夫、六助:浜伸二、番太:重久剛 |
第5話 | 4月18日 | 江戸の闇夜に女狐が哭いた | 植木昌一郎 | 皆川隆之 | 茂兵衛:花沢徳衛、お君:山本由香利、おせき:弓恵子、竜次:浜田晃、 牛堀の重蔵:小田部通麿、新三郎:平井昌一、音吉:福本清三 |
第6話 | 4月25日 | 囚人の叫びが花嫁の頬を濡らした | 櫻井康裕 | 倉田準二 | 伊平:土屋嘉男、およし:野口ふみえ、お加代:田中綾、柏倉寛造:久富惟晴、 山徳:北村英三、北島:永田光男、麻次:西田良、お勢以:島村昌子 |
第7話 | 5月 2日 | 人質救出にお指図無用 | 井沢雅彦 | 千次:工藤堅太郎、森戸弥之助:横森久、渡海屋:高野真二、 多恵 (秋山左内の娘):早乙女愛、粂三:中島正二、常吉:勝野賢三 | |
第8話 | 5月 9日 | 怨みの十手に壺振りの女が燃えた | 吉田隆 | 倉田準二 | お幸:野川由美子、笹尾主膳:北原義郎、伝兵衛:陶隆司、信次:花上晃、 越後屋惣兵衛:北見唯一、福本新八郎:五十嵐義弘、お時:藤山喜子 |
第9話 | 5月16日 | 島を抜けた模範囚 | 井沢雅彦 | 源吉:河原崎健三、おきぬ:亀井光代、万蔵:南原宏治、五郎八:唐沢民賢、徳三郎:堺左千夫、 矢野元介:五味龍太郎、鮫島十郎:波田久夫、弥助:島米八、三太:角田英介、お時:三浦徳子 | |
第10話 | 5月23日 | 人相書強奪の罠 | 飛鳥ひろし | 倉田準二 | 菊次:森次晃嗣、赤馬の吉兵衛:今井健二、倉持嘉平太:島田順司、お政:三島ゆり子、お君:志乃原良子、 牢屋同心:入江慎也、"いろは"の女将:小柳圭子、権三:福本清三、野次馬:高橋仁、石沢健、 巳之:後藤尚人、三吉:松本正樹、絵師:有島淳平 |
第11話 | 5月30日 | 怨念 燃える大屋根の死闘 | 櫻井康裕 | 垣内半蔵:内田昌宏、惣吉:遠藤征慈、源六:片桐竜次、お千加:日高久美子、小間物屋の番頭:千葉保 | |
第12話 | 6月 6日 | 娘を狙う金貸し座頭 | 吉田隆 | 松尾正武 | 佐伯藤五:原田清人、民路:丸山秀美、徳の市:菅貫太郎、尾州屋清左:山岡徹也、又三:岩田直二、 すみ:松村康世、由兵衛:大木晤郎、矢奈木源造:丘路千、猪之吉:波多野克也、丑六:秋山勝俊 |
第13話 | 6月13日 | 打ち首志願 涙の親孝行 |
津田幸於 | 佐吉:高橋長英、お市:三浦リカ、大島屋辰蔵:富田仲次郎、紋次:中田博久、 石出帯刀:永野達雄、木崎塔十郎:五味龍太郎、お峰:荒木雅子、おせい:佐名手ひさ子 |
前後番組
編集東京12チャンネル 水曜21時枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
八丁堀あばれ軍団
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