光珍寺
岡山県岡山市北区にある天台宗の寺院
光珍寺(こうちんじ)は、岡山県岡山市北区にある天台宗の寺院。山号は柴岡山(しばおかやま)。本尊は阿弥陀如来。宇喜多氏の菩提寺である。
光珍寺 | |
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光珍寺本堂 | |
所在地 | 岡山県岡山市北区磨屋町6-28 |
位置 | 北緯34度39分53.45秒 東経133度55分27.99秒 / 北緯34.6648472度 東経133.9244417度座標: 北緯34度39分53.45秒 東経133度55分27.99秒 / 北緯34.6648472度 東経133.9244417度 |
山号 | 柴岡山 |
宗旨 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 伝・天平勝宝元年(749年) |
開基 | 伝・報恩大師 |
公式サイト | 光珍寺 公式 |
法人番号 | 2260005000422 |
概要
編集寺伝が詳細に書かれた『備陽記』によれば、報恩大師が奈良時代の天平勝宝元年(749年)、備前国に48ヶ寺を建立した際、2番目に建立した寺院とされる。元来は隣接する岡山寺と同一の寺院であった。
分割までの歴史は岡山寺#歴史を参照。
江戸時代前期の慶安5年(1652年)岡山藩主池田光政の時代、寺院管理の公示により岡山寺光珍寺(現・光珍寺)と岡山寺観音坊(現・岡山寺)に分割された。
昭和20年(1945年)6月29日の岡山空襲によって伽藍を焼亡した。この際に、寺宝の愛染明王像・宇喜多直家木像や宇喜多家歴代の位牌も同時に焼失した。昭和55年(1980年)に本堂が再建された。その本堂も2022年、2023年に分けて解体され[1]、2023年1月、本堂が新築された[2]。