倉沢 進(くらさわ すすむ、1934年 - 2019年7月28日[1][2]は、日本の社会学者東京都立大学 (1949-2011)名誉教授。専門は、都市社会学。叙正四位[3]瑞宝中綬章受章[2][4]

人物

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東京生まれ。1956年、東京大学文学部社会学科卒業。1961年、同大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位修了。その後、東京学芸大学教育学部専任講師、同助教授、東京都立大学 (1949-2011)人文学部助教授、同教授、放送大学教授を歴任[5]

研究

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都市コミュニティ論を専門とする。60年代末から進められた日本のコミュニティ政策(旧自治省)の立役者の一人[6]

主な著書

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単著

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共著

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  • 富永健一)『階級と地域社会』(中央公論社, 1971年)
  • 『日本の都市政策』磯村英一共著 鹿島研究所出版会 1973
  • 李国慶)『北京――皇都の歴史と空間 (中公新書, 2007年)

編著

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  • 『都市社会学』(東京大学出版会,1973年)
  • 『まちづくり――その知恵と手法』(ぎょうせい, 1982年)
  • 『東京の社会地図』(東京大学出版会, 1986年)
  • 『大都市の共同生活――マンション団地の社会学』(日本評論社, 1990年)
  • 『大都市高齢者と盛り場――地蔵通りを作る人々』(日本評論社, 1994年)

共編著

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  • 鈴木広)『都市社会学』(アカデミア出版会, 1984年)
  • (鈴木広・秋元律郎)『都市化の社会学理論』(ミネルヴァ書房, 1987年)
  • (秋元律郎)『町内会と地域集団』(ミネルヴァ書房, 1990年)
  • 町村敬志)『都市社会学のフロンティア――構造・空間・方法』(日本評論社, 1992年)
  • 川本勝)『社会学への招待』(ミネルヴァ書房, 1992年)
  • (秋元律郎・岩永雅也)『社会学入門』(放送大学教育振興会, 2004年)
  • 浅川達人)『新編 東京圏の社会地図 1975‐90』(東京大学出版会, 2004年)

翻訳

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  • G.ショウバーグ『前産業型都市 都市の過去と現在』鹿島研究所出版会 1968

栄典

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  • 2012年11月 瑞宝中綬章受章

脚注

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  1. ^ 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス”. 国立国会図書館. 2019年7月31日閲覧。
  2. ^ a b 倉沢進さん死去:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年7月31日閲覧。
  3. ^ 『官報』83号、令和元年9月2日
  4. ^ 平成24年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 8 (2012年11月3日). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月3日閲覧。
  5. ^ 倉沢 進”. KAKEN. 2019年7月31日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ 倉沢, 進「社会目標としてのコミュニティ」『コミュニティ政策』第6巻、2008年、35–51頁、doi:10.11192/jacp.6.35ISSN 1348-608X