佐賀県立伊万里高等学校
佐賀県伊万里市にある公立の高等学校
佐賀県立伊万里高等学校(さがけんりついまりこうとうがっこう, Saga Prefectural Imari High School)は、佐賀県伊万里市二里町大里甲に所在する公立の高等学校。通称「伊高」(いこう)。進学校である。平成27年度に創立100周年を迎えた。
佐賀県立伊万里高等学校 | |
---|---|
校門(2014年3月) | |
北緯33度16分17.7秒 東経129度51分50.5秒 / 北緯33.271583度 東経129.864028度座標: 北緯33度16分17.7秒 東経129度51分50.5秒 / 北緯33.271583度 東経129.864028度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 佐賀県 |
学区 | 西部学区 |
併合学校 |
佐賀県立伊万里第一高等学校 佐賀県立伊万里第二高等学校 |
校訓 | 自律・創造・友愛 |
設立年月日 | 1916年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D141290000063 |
高校コード | 41107J |
所在地 | 〒848-0032 |
佐賀県伊万里市二里町大里甲2600 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
設置学科
編集1学年の人数は200名。5クラス制である。
- ほとんどの生徒が上級学校への進学を目指す。
近年の国公立大学合格者数は毎年100名を超える。
校訓
編集- 「自律・創造・友愛」
スローガン
編集みんなが主役 〜明日の伊高はあなたがつくる〜
校章
編集この節の加筆が望まれています。 |
校歌
編集応援歌
編集- 伊万里高等学校第一応援歌 - 4番まであり、各番とも「ああ中原に鹿を追う伊高健児の意気高し」で終わる。伊高祭でよく歌われる。
- 伊万里高等学校第二応援歌 - 2番まである。
逍遙歌
編集- 作詞 - 片岡繁男
- 作曲 - 池田松洋
- 次の3部構成になっている。
- 1. 青春の歌 - 4番まである。
- 2. 栄冠の歌 - 3番まである。
- 3. 雑草の歌 - 4番まである。
- 次の3部構成になっている。
学区・通学区域
編集沿革
編集概要
編集年表
編集伊万里高等女学校
編集- 1916年(大正5年)- 伊万里町立伊万里実科女学校が開校。 この年を基準に創立年数が数えられている。
- 1925年(大正14年)- 伊万里町外4ヵ村組合立伊万里実科女学校となり、修業年限を4年とする。
- 1928年(昭和3年)- 伊万里町外4ヵ村組合立伊万里高等女学校と改称。
- 1929年(昭和4年)- 県に移管され、佐賀県立伊万里高等女学校と改称。
- 1948年(昭和23年)- 学制改革に伴い、佐賀県立伊万里第二高等学校(女子校)となる。昼間定時制課程を併置。
旧制伊万里中学校
編集- 伊万里商業学校の沿革に関しては、佐賀県立伊万里商業高等学校#沿革を参照。
- 1945年(昭和20年)- 伊万里商業学校が佐賀県立伊万里中学校(男子校)となる。
- 1948年(昭和23年)- 学制改革に伴い、佐賀県立伊万里第一高等学校(男子校)となる。
新制伊万里高等学校
編集- 1949年(昭和24年)- 伊万里第一高等学校と伊万里第二高等学校を統合し、佐賀県立伊万里高等学校(男女共学、現校名)となる。
- 1950年(昭和25年)4月 - 定時制課程の商業科を設置。
- 1952年(昭和27年)4月 - 全日制課程の商業科を設置。
- 1953年(昭和28年)4月 - 商業科が佐賀県立伊万里商業高等学校として分離・独立。
- 1967年(昭和42年)- 二里町大里(現在地)の新校舎へ移転。
- 1985年(昭和50年)- 創立60周年記念事業として同窓会館が完成。
- 2005年(平成17年)- 創立90周年記念式典を挙行。
- 2015年(平成27年)-創立100周年記念式典を挙行。
- 2018年(平成30年)‐第90回記念選抜高等学校野球大会に「21世紀枠」として甲子園初出場。
学校行事
編集1学期
編集- 4月 - 始業式・着任式、入学式、開校記念腰岳[2]登山
- 5月 - 後援会総会、西体連、1学期中間考査、地域ボランティア活動、生徒総会
- 6月 - 高校総体
- 7月 - 1学期期末考査、クラスマッチ、三者面談、夏季補習(特課)、吹奏楽コンクール
- 8月 - 学習会、夏季補習(特課)、体験入学
2学期
編集- 9月 - 伊高祭(文化の部・体育の部)
- 1日目に文化祭を実施 - ステージ発表、展示、バザー等が行われる。
- 2日目に体育祭を実施 - 出身中学校別に東西南北の4学友団(青・黄・赤・緑の4色)を結成し競う。
- 10月 - 2学期中間考査、クラスマッチ
- 11月 - コース説明会、校内読書会
- 12月 - 2学期期末考査、三者面談、冬季補習(特課)
3学期
編集- 1月 - 大学入試センター試験、2年スキー研修(北海道(年によっては北陸地方、東京)への修学旅行)
- 2月 - 大学入試
- 3月 - 学年末考査、卒業式、修了式
部活動
編集運動部
編集文化部
編集制服
編集PTA組織
編集- 「後援会」と呼ばれている。
- 会報誌 - 「笹尾台[3]の風」
同窓会
編集- 「伊万里高等学校富士同窓会」
- 会報誌 - 「伊万里富士」- 腰岳[2]の別名。
著名な出身者
編集- 松尾剛 - NHKアナウンサー
- 藤本典征 - 元プロ野球選手、現プロ野球審判員※元パシフィック・リーグ審判部長
- 渡辺博敏 - 元プロ野球選手、元野球パキスタン代表監督 - 野球タイ王国代表監督
- 14代目酒井田柿右衛門 - 陶芸家、日本工芸会奨励賞・文部大臣表彰・佐賀新聞文化賞・有田町名誉町民・西日本文化賞受賞、勲三等旭日中綬章受章
- 15代目酒井田柿右衛門
- 不二子 - 女優・モデル
- 川本和久 - 福島大学人間発達文化学類教授、日本陸上競技連盟女子短距離部長、福島大学陸上競技部監督、ナチュリルアスリートクラブ監督、福島県体育協会優秀指導者賞受賞
- 伊万里すみ子 - 漫画家
- 岡部耕大 - 脚本家
- 小森陽一 - 漫画原作者、脚本家、監督
- 瀧廣祥子 - 山口朝日放送報道部記者、元サガテレビアナウンサー
- 深浦弘信 - 伊万里市長
- 塚部芳和 - 元・伊万里市長
- 金子和斗志 - アイ・ケイ・ケイ創業者・会長兼CEO
- 森戸裕一 - 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会代表理事
- 門信一郎 - 京都大学准教授
- 岩永浩美 - 元参議院議員
アクセス
編集周辺
編集- 国見台公園・陸上競技場
- 佐賀県立伊万里実業高等学校農林キャンパス