伊賀町 (岡崎市)
岡崎市の町
伊賀町(いがちょう)は、愛知県岡崎市の町名。12の小字が設置されている。
伊賀町 | |
---|---|
北緯34度58分9.48秒 東経137度9分59.99秒 / 北緯34.9693000度 東経137.1666639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 本庁地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.556523102 km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,446人 |
• 密度 | 6,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-0075[3] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[4] |
ナンバープレート | 岡崎 |
地理
編集岡崎市のやや北西に位置する。主に住宅地を形成している。町内に伊賀町2丁目~伊賀町7丁目があるが、これらは厳密には丁目ではなく小字であり、正確には伊賀町字2丁目~伊賀町字7丁目と表記される。
かつては町内を名鉄岡崎市内線が通り、伊賀町駅、八幡社駅が設置されていた。
河川
編集- 伊賀川
小字
編集
|
|
世帯数と人口
編集2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
伊賀町 | 1,553世帯 | 3,446人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 3,387人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 3,323人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 3,469人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 3,438人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 3,260人 | [9] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
字 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
伊賀町字3丁目 | 29~36番地 68~75番地 |
岡崎市立梅園小学校 | 岡崎市立甲山中学校 | 三河学区 |
伊賀町 | 134~428番地 438番地4、439番地1 440~448番地 500~552番地 |
岡崎市立広幡小学校 | 岡崎市立葵中学校 | |
伊賀町字2丁目 伊賀町字7丁目 字西郷中 字東郷中 |
全域 | |||
伊賀町 | 429~438番地2 438番地5~7 439番地2 449~479番地 |
岡崎市立愛宕小学校 | ||
伊賀町字愛宕下 伊賀町字南郷中 伊賀町字愛宕山 伊賀町字地蔵ケ入 伊賀町字4丁目 伊賀町字5丁目 伊賀町字6丁目 |
全域 | |||
伊賀町字3丁目 | 1~28番地 37~67番地 |
歴史
編集額田郡伊賀村の一部を前身とする。伊賀の名は古く、8世紀中頃に額田八郷の一つとして位賀郷が成立したのが始まりとされる[12][13][14][15][16]。
文明2年(1470年)に松平氏4代松平親忠が松平氏の氏神として伊賀八幡宮を創建した。天文11年(1542年)、忍者服部半蔵として知られる服部正成が当地で出生した[17]。江戸時代は岡崎藩領であった。
町名の由来
編集松平親忠が当地に八幡宮を勧請したことを機に、位賀を伊賀に改称したとされる[18]。社史には伊賀国より勧請したとあり、それにちなむとみられるが、地名辞典では元からあった地名による付会であろうとしている[19]。
沿革
編集- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。井田村・能見村・日名村と合併し、広幡村大字伊賀となる[20]。
- 1895年(明治28年)5月13日 - 町制施行に伴い、広幡町大字伊賀となる[20]。
- 1914年(大正3年)10月1日 - 岡崎町へ編入し、同町大字伊賀となる[21]。
- 1916年(大正5年)7月1日 - 市制施行に伴い、岡崎市大字伊賀となる[21]。
- 1917年(大正6年)7月1日 - 伊賀町に改称[21]。
- 1973年(昭和48年)3月3日 - 一部が伊賀新町・石神町となり、一部を稲熊町へ編入[21][22]。
- 1976年(昭和51年)3月25日 - 一部が広幡町・葵町・錦町・柿田町・井田南町・井田西町となる[21][22]。
施設
編集ギャラリー
編集交通
編集道路
編集- 愛知県道39号岡崎足助線(能見通り・井田坂通り)
- 愛知県道56号名古屋岡崎線(平針街道)
- 都市計画道路明代橋線(モダン道路)[24]
バス
編集- 岡崎市内線
- 大樹寺線
- 大門駅・市民病院線
- 大樹寺・病院線
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ 岩月栄治編修『目で見る岡崎・額田の100年』郷土出版社、1992年5月16日、66頁。ISBN 978-4876700271。
- ^ 「こうた豆知識 」幸田町
- ^ 「駅家郷(古代)」 角川日本地名大辞典(旧地名編)
- ^ 「谷部郷(古代)」 角川日本地名大辞典(旧地名編)
- ^ 日本地理志料―古代地名辞書 (1966年)
- ^ 大日本地名辞書
- ^ 「第35回 忍者の階級の巻 」 歴史人
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 128.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 130.
- ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 642.
- ^ a b c d e 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 643.
- ^ a b “4 新旧町名対照一覧表” (XLS). 岡崎市. 2019年9月5日閲覧。
- ^ “『ふるさとの森』選定地一覧” (PDF). 岡崎市役所 (2018年7月20日). 2020年8月23日閲覧。
- ^ 「交通量調査位置図」岡崎市
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。
参考資料
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。