稲熊町
岡崎市の町
稲熊町(いなぐまちょう)は、愛知県岡崎市の町名。24の小字が設置されている。
稲熊町 | |
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北緯34度58分5.7秒 東経137度10分57.02秒 / 北緯34.968250度 東経137.1825056度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 本庁地区 |
面積 | |
• 合計 | 1.594049875 km2 |
人口 | |
• 合計 | 9,273人 |
• 密度 | 5,800人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-0071[3] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[4] |
ナンバープレート | 岡崎 |
地理
編集岡崎市のやや北に位置する。町内を南北に縦断する東名高速道路を境に西は主に住宅地を、東は緑地を形成している。そのため東名高速道路をくぐると周りの風景はガラッと変わる。町内を流れる伊賀川の河川敷には桜が植えられており、春には多くの見物客で賑わう。
町内に稲熊町1丁目~8丁目があるが、これらは厳密には丁目ではなく小字であり、正確には稲熊町字1丁目~稲熊町字8丁目と表記される。
河川
編集小字
編集
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世帯数と人口
編集2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
稲熊町 | 3,653世帯 | 9,273人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 7,173人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 7,881人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 8,135人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 8,687人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 9,000人 | [9] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
区域 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
字石神 字後田のうち愛知県立岡崎北高等学校東門に通ずる東西の道路以北 字山神戸(通称稲熊1区を除く。) |
岡崎市立井田小学校 | 岡崎市立葵中学校 | 三河学区 |
その他 | 岡崎市立梅園小学校 | 岡崎市立甲山中学校 |
歴史
編集額田郡稲熊村を前身とする。江戸時代には岡崎藩及び西尾藩により治められていた。
町名の由来
編集古くは伊勢神宮領であり、稲の神穂を神前に供えていたことから稲前と呼び、「前」は「くま」とも読めるということから「熊」の字を当てたものと言われている[11]。
沿革
編集- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。箱柳村・田口村・板田村・大井野村・岩中村・小呂村と合併し、乙見村大字稲熊となる[12]。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 岡崎町へ編入し、同町大字稲熊となる[13]。
- 1916年(大正5年)7月1日 - 市制施行に伴い、岡崎市大字稲熊となる[13]。
- 1917年(大正6年)7月1日 - 稲熊町に改称[13]。
- 1973年(昭和48年)3月3日 - 一部が石神町となる[13][14]。
- 2018年(平成30年)6月8日 - 一部が真伝吉祥一〜二丁目となる[14]。
古墳
編集- 海深第1号墳
- 海深第2号墳
- 滝道古墳
施設
編集交通
編集道路
編集- 東名高速道路
- 通過するのみである
- 愛知県道26号岡崎環状線
- 竜東メーンロード
- 愛知県道477号東大見岡崎線
- モダン通り
- グランドロード
- 都市計画道路日名橋線[15]
- 平針街道
- 伊賀川桜堤
- 都市計画道路岡崎環状線[15]
バス
編集- 名鉄バス
- 岩中線
- 真伝循環線
- 大門駅・市民病院線
- 大樹寺・病院線
- 大沼線
- まちなかにぎわいバス
- 南北ルート
ギャラリー
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 171.
- ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 642.
- ^ a b c d 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 643.
- ^ a b “4 新旧町名対照一覧表” (XLS). 岡崎市. 2019年9月5日閲覧。
- ^ a b 「交通量調査位置図」岡崎市
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。
参考資料
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。