伊兼源太郎
日本の小説家
1978年[1] -)は、日本の小説家・推理作家。東京都三鷹市生まれ[1]。上智大学法学部卒業[1]。
(いがね げんたろう、新聞社勤務などを経て、2013年『見えざる網』(投稿時のタイトルは「アンフォゲッタブル」)で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー[2]。2009年から2011年まで3回連続で江戸川乱歩賞の最終候補、2010年には松本清張賞の最終候補に残っていた。
作品リスト
編集単著
編集「警視庁監察ファイル」シリーズ
編集- 密告はうたう(2017年3月 実業之日本社)
- 【改題】密告はうたう 警視庁監察ファイル(2019年4月 実業之日本社文庫)
- ブラックリスト 警視庁監察ファイル(2019年10月 実業之日本社 / 2021年7月 実業之日本社文庫)
- 残響 警視庁監察ファイル(2021年7月 実業之日本社 / 2024年7月 実業之日本社文庫)
- 偽りの貌 警視庁監察ファイル(2024年9月 実業之日本社)
「地検のS」シリーズ
編集- 地検のS(2018年2月 講談社 / 2020年6月 講談社文庫)
- 収録作品:置き土産 / 暗闘法廷 / シロとクロ / 血 / 証拠紛失
- 地検のS Sが泣いた日(2020年7月 講談社 / 2022年11月 講談社文庫)
- 収録作品:コアジサシの夏 / 一歩 / 獣の心 / エスとエス / Sが泣いた日
- 地検のS Sの幕引き(2022年12月 講談社文庫)
- 収録作品:筋読みの鬼 / 境界線のドア / 火中 / 猫の記憶 / 断
その他の作品
編集- 見えざる網(2013年9月 角川書店 / 2015年9月 角川文庫)
- 事故調(2014年5月 KADOKAWA / 2020年8月 角川文庫)
- 外道たちの餞別(2015年3月 KADOKAWA)
- 巨悪(2018年6月 講談社 / 2021年2月 講談社文庫)
- 金庫番の娘(2019年7月 講談社 / 2022年7月 講談社文庫)
- 事件持ち(2020年5月 KADOKAWA / 2023年8月 角川文庫)
- ぼくらはアン(2021年10月 東京創元社)
- 祈りも涙も忘れていた(2022年8月 早川書房)
- 約束した街(2023年7月 幻冬舎)
オーディオブック
編集未書籍化の作品のみ記載
- リンダを殺した犯人は(2024年7月 Audible)
アンソロジー
編集「」内が伊兼源太郎の作品
- 法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札(2022年6月 朝日文庫)「置き土産」
映像化作品
編集テレビドラマ
編集脚注
編集- ^ a b c 『元新聞記者の著者が描く、報道・警察小説の新たなる金字塔――伊兼源太郎の最新小説『事件持ち』5月20日発売!』(プレスリリース)KADOKAWA、2020年5月20日 。2024年7月11日閲覧。
- ^ 第33回 横溝正史ミステリ大賞受賞作 発表
- ^ 『放映間近! 横溝正史ミステリ大賞作家の『事故調』が待望のテレビドラマ化!!』(プレスリリース)KADOKAWA、2015年3月24日 。2020年11月2日閲覧。
- ^ “松岡昌宏「密告はうたう」に仲村トオル、泉里香ら出演、戸塚祥太は殉職した刑事役”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年4月15日) 2023年1月8日閲覧。