久後崎町
岡崎市の町
久後崎町(くごさきちょう)は、愛知県岡崎市本庁地区の町名。丁番を持たない単独町名であるが、小字が設置されている。
久後崎町 | |
---|---|
東邦ガス岡崎営業所 | |
北緯34度57分8.14秒 東経137度9分35.64秒 / 北緯34.9522611度 東経137.1599000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 本庁地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.254627633 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,287人 |
• 密度 | 5,100人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-0851[3] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[4] |
ナンバープレート | 岡崎 |
地理
編集岡崎市西部、本庁地区では南西に位置する。
小字
編集- 字恵藤(えとう)
- 字キロ(きろ)
- 字国崎(くにさき)
- 字郷西(ごうにし)
- 字郷東(ごうひがし)
- 字堤下(つつみした)
- 字中道(なかみち)
- 字鳩部屋(はとべや)
- 字本郷(ほんごう)
- 字本郷南(ほんごうみなみ)
- 字三島下(みしました)
- 字宮下(みやした)
- 字宮前(みやまえ)
- 字薮下(やぶした)
- 字両神(りょうがみ)
世帯数と人口
編集2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
久後崎町 | 615世帯 | 1,287人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,255人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 1,258人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 1,288人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 1,254人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 1,292人 | [9] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 岡崎市立六名小学校 | 岡崎市立竜海中学校 | 三河学区 |
歴史
編集くごさきむら 久後崎村 | |
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廃止日 | 1889年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 上六名村、下六名村、久後崎村 明大寺村、福島新田 → 三島村 |
現在の自治体 | 岡崎市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 額田郡 |
久後崎村役場 | |
所在地 | 愛知県額田郡久後崎村 |
ウィキプロジェクト |
額田郡久後崎村の一部を前身とする。
町名の由来
編集久後村と国崎村の「崎」の合成による。
沿革
編集- 1878年(明治11年)12月28日 - 久後村と国崎村が合併し、久後崎村となる[11]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行・合併に伴い、額田郡三島村大字久後崎となる[11]。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 岡崎町へ編入し、同町大字久後崎となる[12]。
- 1916年(大正5年)7月1日 - 市制施行に伴い、岡崎市大字久後崎となる[12]。
- 1917年(大正6年)7月1日 - 久後崎町に改称[12]。
- 1957年(昭和32年)11月15日 - 一部が明大寺本町1~3丁目となる[12]。
萬有製薬岡崎工場
編集1943年(昭和18年)、万有製薬は三龍社の蚕種工場を買収して、久後崎町字恵藤に久後崎工場を、上六名町字茶の木原(現・上六名3丁目)に上六名工場を設立した。戦時中、久後崎工場ではボーフラワー、ネスボサン、バンカインなどを主に製造した。万有製薬は東京市目黒区の3工場を戦災で焼失したため、第2次世界大戦後は岡崎が同社の生産拠点となった。1946年(昭和21年)の全国のペニシリン生産量は2億8,000万単位で、うち1億500万単位が万有製薬の岡崎工場で生産されるほどであった[13][14]。その後、2006年(平成18年)末に岡崎工場は閉鎖された[15]。
交通
編集道路
編集鉄道
編集施設
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その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 642.
- ^ a b c d 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 643.
- ^ 『新編 岡崎市史 現代 5』新編岡崎市史編さん委員会、1985年12月28日、154-155頁。
- ^ 『萬有製薬八十五年史』 萬有製薬、2002年7月31日、67-68頁。
- ^ “万有薬、岡崎工場など閉鎖/事業再編、300人削減”. 四国新聞. (2005年11月29日) 2017年9月17日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。
参考資料
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。