丸田隆
日本の弁護士・法学者
丸田 隆(まるた たかし、1949年6月14日[1] - )は、日本の弁護士・法学者。学位は、法学博士(論文博士・1990年)(学位論文「アメリカ陪審制度研究 ジュリー・ナリフィケーションを中心に」)。関西学院大学教授。
略歴
編集和歌山県田辺市生まれ。関西学院大学法学部卒、同大学院法学研究科修了、1990年「アメリカ陪審制度研究 ジュリー・ナリフィケーションを中心に」で法学博士の学位を取得。ミシガン・ロー・スクール大学院修了。弁護士(兵庫県弁護士会)。1981年甲南大学法学部助教授、1988年教授、1996年関西学院大学法科大学院(ロースクール)教授。
この間、ミシガン・ロースクール客員教授、英国サセックス大学刑事法センター客員教授、ハワイ大学ロースクール客員教授、ハーバード・ロー・スクール客員研究員、コロンビア・ロー・スクール客員研究員、ニューヨーク・デイ・ピットニー法律事務所客員弁護士などを務めた[2]。
著書
編集- 『アメリカ陪審制度研究 ジュリー・ナリフィケーションを中心に』法律文化社 1988
- 『陪審裁判を考える 法廷にみる日米文化比較』1990 中公新書
- 『銃社会アメリカのディレンマ』日本評論社 1996
- 『アメリカ民事陪審制度 「日本企業常敗」仮説の検証』弘文堂 1997
- 『裁判員制度』2004 平凡社新書
- 『現代アメリカ法入門 アメリカ法の考え方』日本評論社 2016
編著
編集- 『日本に陪審制度は導入できるのか その可能性と問題点』編 現代人文社 2000
翻訳
編集- ニール・ヴィドマー, ヴァレリー・ハンス『アメリカの刑事陪審 その検証と評価』編訳 日本評論社 2009