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中島町(なかじまちょう)は北海道室蘭市の地名。中島町一丁目から四丁目のがある。住居表示実施済み。郵便番号は050-0074。かつて同名の字が存在した。

中島町
地図北緯42度21分2.77秒 東経141度0分59.58秒 / 北緯42.3507694度 東経141.0165500度 / 42.3507694; 141.0165500座標: 北緯42度21分2.77秒 東経141度0分59.58秒 / 北緯42.3507694度 東経141.0165500度 / 42.3507694; 141.0165500
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 3,719[1]
 世帯数 2,411[1] 世帯
設置日 1963年昭和38年)5月1日
郵便番号 050-0074[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
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地理

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室蘭市の東部に位置し、北に知利別町、北東に宮の森町、東に寿町、南東に東町、南から西に仲町、北西に中島本町と接する。

河川

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地域の特徴

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室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭東地域に属する[4]

南西縁沿いおよび南東縁の外側をJR北海道 室蘭本線が通る。三丁目には東室蘭駅西口があり、駅前ロータリーから北海道道1081号東室蘭停車場線が北西に延びる。道道1081号東室蘭停車場線は北端近くで北東および北西方向に延びる北海道道107号室蘭環状線と、北西縁に沿って走る北海道道919号中央東線に接続する。道道919号中央東線は南部を東西に走る国道37号に西端付近で接続する。また町域の北部から西端にかけて知利別川が南西流する。

室蘭市の商業、業務の中心地である。町内には、MEGAドン・キホーテ室蘭中島店やヤマダデンキテックランド室蘭店等の商業施設、ビジネスホテル、マンションが林立する。仲通りや駅西口通りに沿って商店街が形成されている。特に中島町一丁目は室蘭市内随一の歓楽街となっている。スーパーアークスと室蘭中島郵便局から北東に延びるシャンシャン通りは、かつて商店街内で花嫁を馬に乗せ披露するイベントがあり馬の首につけられた鈴の音が愛称の由来となっており、昭和60年からは「シャンシャン共和国」の国名でミニ独立国としても活動している[5]。イベント好きな店主により建国され、個性的でオンリーワンの店舗が多く、毎年6月に開催される建国記念祭には、フリーマーケットや露天等が多数出店し賑わいを見せている[6]

歴史

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かつて中島町二丁目には向陽中学校が存在したが、2013年(平成25年)に蘭東中学校と統合し桜蘭中学校となり、廃校となった。

地名の由来

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村社である中嶋神社(現宮の森町一丁目)にちなむ[7]

沿革

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  • 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により輪西村(大字)の一部が中島町(字)となり、輪西村(大字)を廃止[8][7]
  • 1963年(昭和38年)5月1日 - 中島町一丁目 - 四丁目新設[8][9]
  • 1967年(昭和42年) - 中島町(字)の一部を編入[8]
  • 1976年(昭和51年) - 中島本町二丁目の一部を中島町一丁目に編入[8]

町名の変遷

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実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1929年(昭和4年)10月16日 中島町(字) 輪西村(大字)の小字、
チリベツ,札幌通[7]
町名新設
住居表示
1963年(昭和38年)5月1日 中島町一丁目 中島町(字),高平町(字),知利別町(字)の各一部[8]
中島町二丁目
中島町三丁目
中島町四丁目

世帯数と人口

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2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
中島町一丁目 692世帯 1,047人
中島町二丁目 781世帯 1,205人
中島町三丁目 674世帯 1,062人
中島町四丁目 264世帯 405人
2,411世帯 3,719人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 4,628人 [10]
2000年(平成12年) 4,301人 [11]
2005年(平成17年) 4,177人 [12]
2010年(平成22年) 4,288人 [13]
2015年(平成27年) 4,442人 [14]
2020年(令和2年) 4,294人 [15]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 2,041世帯 [10]
2000年(平成12年) 2,033世帯 [11]
2005年(平成17年) 2,065世帯 [12]
2010年(平成22年) 2,224世帯 [13]
2015年(平成27年) 2,397世帯 [14]
2020年(令和2年) 2,409世帯 [15]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]

街区 小学校 中学校
中島町一丁目 全域 室蘭市立旭ヶ丘小学校 室蘭市立桜蘭中学校
中島町二丁目 全域
中島町三丁目 全域
中島町四丁目 全域

交通

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鉄道

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バス

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道南バスが路線バスを運行する。東室蘭駅西口の「東室蘭西口」停留所は市内路線の交通結節点の一つであり、市内各方面の他、登別温泉や洞爺湖温泉方面の郊外路線も発着する。

道路

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施設

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役所・公的機関

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  • 室蘭市中島下水ポンプ場

公共施設

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  • 室蘭市市民活動センター
  • あすなろ町会会館
  • 中島西口会館
  • 中島連合会館

金融機関

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商業施設

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  • MEGAドン・キホーテ室蘭中島店
  • ヤマダデンキテックランド室蘭店

社会福祉施設

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  • 坂本学園ピノキオアルテ保育園

寺社

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  • 室蘭寺

公園

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  • 向陽公園
  • 潮止公園
  • 中島小公園
  • らんらん橋広場

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年1月20日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2023年10月7日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年10月7日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
  5. ^ パンダの香香「名誉国民」室蘭・シャンシャン共和国 称号記とチラシを作製 - 室蘭民報2017年10月25日
  6. ^ 室蘭中島商店街ホームページ 商店街の概要”. 中島商店会コンソーシアム. 2023年10月18日閲覧。
  7. ^ a b c 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、109-123頁。 
  8. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、1032,1033頁。ISBN 4040010116 
  9. ^ むろらん市政だより 昭和38年5、6月号”. 室蘭市. 2023年10月8日閲覧。
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  16. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2023年10月8日閲覧。

関連項目

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