中地義和
中地 義和(なかじ よしかず、1952年11月8日 - )は、日本のフランス文学者。東京大学名誉教授。学位は、Ph.D.。アルチュール・ランボーが専門。和歌山県出身。
略歴
編集学歴
編集- 和歌山県立串本高等学校卒業
- 1976年3月 東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業
- 1979年3月 東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程修士課程修了
- 1985年 パリ第3大学第三期課程博士取得
- 1986年3月 東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程博士課程単位取得退学
職歴
編集著書
編集翻訳
編集- ジョルジュ・バタイユ『エロティシズムの歴史』湯浅博雄共訳 哲学書房 1987/ちくま学芸文庫 2011
- J・M・G・ル・クレジオ『ロドリゲス島への旅』朝日出版社 1988
- ル・クレジオ『黄金探索者』新潮社 1993/河出書房新社 2009「世界文学全集 Ⅱ-09」
- ル・クレジオ『もうひとつの場所』新潮社 1996
- アントワーヌ・コンパニョン『近代芸術の五つのパラドックス』水声社 1999
- ブリューノ・モンサンジョン『リヒテル』 鈴木圭介共訳 筑摩書房 2000
- フランソワ・ルガ『インド洋への航海と冒険』岩波書店 2002「17・18世紀大旅行記叢書」
- ロラン・バルト『ロマネスクの誘惑』みすず書房 2006「バルト著作集9 1975-1977」
- 『ランボー全集』青土社 2006(全1巻)- 平井啓之・湯浅博雄・川那部保明と共編訳
- アントワーヌ・コンパニョン『文学をめぐる理論と常識』吉川一義共訳 岩波書店 2007
- 『ロラン・バルトの遺産』みすず書房 2008
- エリック・マルティ/アントワーヌ・コンパニョン/フィリップ・ロジェ、石川美子共訳