上越あるるん村
日本の新潟県上越市の商業施設
上越あるるん村(じょうえつあるるんむら)は、新潟県上越市大道福田にある、食と農をテーマにした複合施設。JAえちご上越が運営している。
上越あるるん村 | |
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施設情報 | |
キャッチコピー | 食と農のテーマパーク[1] |
事業主体 | JAえちご上越 |
面積 | 12,260 ㎡[1] |
開園 |
2016年7月(あるるんの杜) 2018年4月(あるるん村として) |
所在地 |
〒943-0172 新潟県上越市大道福田 |
位置 | 北緯37度8分51秒 東経138度15分4秒 / 北緯37.14750度 東経138.25111度座標: 北緯37度8分51秒 東経138度15分4秒 / 北緯37.14750度 東経138.25111度 |
公式サイト |
arurunmura |
12,260 ㎡の敷地に設けられた、農産物直売所「あるるん畑」、レストラン兼農産物の加工施設「あるるんの杜」(あるるんのもり)、鮮魚売り場「あるるんの海」の3施設で構成される[1]。
あるるん畑内には「農家レストランおかげさま」、あるるんの杜内にはビュッフェレストラン「六花の里」(りっかのさと)、あるるんの海内には「港食堂」が設けられている。
沿革
編集2006年4月、上越市大道福田にJAえちご上越が運営する農産物直売所「あるるん畑」がオープン[2]。当初は地元農家約250人が約260 ㎡の売り場に持ち込む形でスタート[3]。その後農家数が増え、倍以上の売り場に拡張された[3]。
一方、2016年7月には約300 m南にレストランを併設する地産地消複合直売施設「あるるんの杜」がオープン[4]。ビュッフェ形式のレストラン「六花の里」では上越教育大学の学生や教授が開発したメニューが朝食に採用された[5]。
拡張したあるるん畑であったが、それでもなお手狭な状態が続いていたことから[3]、運営の効率化、買い物のワンストップ化による来店者増も図り、あるるんの杜の敷地への集約と新施設建設が決定[6]。2018年4月、既存の「あるるんの杜」と移転新築した「あるるん畑」、新設された「あるるんの海」からなるテーマパーク「上越あるるん村」としてオープンした[7]。
交通アクセス
編集- 北陸自動車道 上越ICおよび上新バイパス 三田ICからすぐの立地であり、周辺にはイオン上越店やリージョンプラザ上越、上越総合病院など商業施設・公共施設が集積する。
- 最寄りバス停は徒歩約2分の場所にある 「上越総合病院」または「あるるん畑前」で、頸城自動車の以下の路線が利用できる[8]。
- 6 富岡線(直江津駅・高田駅発着) ※上越総合病院のみ停車
- 11 謙信公大通り循環線(春日山駅発着、平日限定運行)
- 12 上越病院線(直江津駅発着、平日・土曜限定運行)
- 13 春日山駅・アルカディアシャトル便(春日山駅発着、土休日限定運行)
- 14 謙信公大通り線(直江津ショッピングセンター前発着、平日限定運行、本数僅か)
脚注
編集- ^ a b c “上越あるるん村 地産地消、食と農と人をつなぐ拠点”. 日本経済新聞. (2018年5月25日)
- ^ “直売所「あるるん畑」を移転 鮮魚も扱う集約拠点に JAえちご上越”. 上越タウンジャーナル. (2017年1月27日)
- ^ a b c “「上越あるるん村」オープン JAえちご上越”. 朝日新聞. (2018年5月1日)
- ^ “地産地消複合直売施設「あるるんの杜」がオープン 大勢の客でごった返す”. 上越タウンジャーナル. (2016年7月21日)
- ^ “JA直売施設「あるるんの杜」7月21日OPEN ランチバイキングが目玉”. 上越タウンジャーナル. (2016年7月7日)
- ^ “寿司や刺し身などの新店舗も 「あるるんの杜」内で2施設の建設工事開始”. 上越タウンジャーナル. (2017年10月24日)
- ^ “「上越あるるん村」オープン 農産物や加工品、鮮魚のワンストップショッピングが実現”. 上越タウンジャーナル. (2018年4月27日)
- ^ “上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2021年5月30日閲覧。
関連項目
編集- ピアBandai - 新潟市中央区にある類似施設。運営会社が一部共通している。
- 日本海フィッシャーマンズケープ - 近い商圏に位置する観光施設。
外部リンク
編集- 上越あるるん村 公式ウェブサイト
- あるるんの海【公式】 (@arurunnoumi) - X(旧Twitter)
- にいがた観光ナビ:あるるん村 - 新潟県観光協会
- 新潟中央水産市場 - あるるんの海の運営会社