三輪福松
日本の西洋美術史学者
来歴
編集静岡県生まれ[1]。旧制静岡県立榛原中学校、旧制第二高等学校を経て、1938年に東京帝国大学文学部美学美術史学科を卒業[1]。同大学附属図書館[1]、同大学医学部図書室[1]を経て、1949年東京大学助教授となる[1]。1953年からイタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学文学部に学ぶ[1]。1959年多摩美術大学教授[1]、1963年慶應義塾大学講師[1]、1972年東京学芸大学教授[1]、1975年弘前大学教授[1]、1980年群馬県立女子大学教授[1]。1985年から1989年まで清春白樺美術館館長を務めた[1]。
著書
編集編著
編集翻訳
編集- レムブラント (フロマンタン、座右宝刊行会 1947年)
- レンブラント:その作品と生涯 (ユージェーヌ・フロマンタン、村上暢通共訳、三彩社 1968年)
- 昔の巨匠達 第一部 (フロマンタン、座右宝刊行会 1948年)、副題:リューベンス、ファン・ダイク
- シャガール わが回想 (村上陽通共訳、美術出版社〈美術選書〉1965年/朝日選書 1985年)
- 絵画論 (L.B.アルベルティ 中央公論美術出版 1971年、新装版2011年ほか)
- ベレンソン自叙伝 肖像画のスケッチ (バーナード・ベレンソン 玉川大学出版部 1990年7月)
脚注
編集参考記事
編集- 「著書記載略歴」『文藝年鑑』1975