三洋化成工業
三洋化成工業株式会社(さんようかせいこうぎょう、英: Sanyo Chemical Industries, Ltd.)は、日本の大手化学メーカー。界面活性剤・高吸水性樹脂が主力。豊田通商と東レの関連会社。
三洋化成工業本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
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本社所在地 |
日本 〒605-0995 京都府京都市東山区一橋野本町11番地の1 |
設立 |
1949年11月1日 (三洋油脂工業株式会社) |
業種 | 化学 |
法人番号 | 3130001009314 |
事業内容 | 界面活性剤および殺菌・抗菌剤などの製造・販売 |
代表者 | |
資本金 | 130億5,100万円(2021年3月期) |
発行済株式総数 | 23,534,752株(2021年3月期) |
売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 |
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決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
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主要子会社 |
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関係する人物 |
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外部リンク | https://www.sanyo-chemical.co.jp/ |
特記事項:経営指標は有価証券報告書等から引用[2][3] |
沿革
編集- 1949年 - 三洋油脂工業株式会社として創業[2]。
- 1960年 - 川崎工場稼動開始[2]。
- 1963年 - 現社名に改称[2]。
- 1966年
- 現在のサンアプロ株式会社となるサンアボット有限会社をアボット・ラボラトリーズと設立。
- サンノプコ株式会社をノプコ・ケミカルと設立。
- 1968年 - 名古屋工場稼動開始[2]。大阪証券取引所2部、京都証券取引所(2001年廃止)に上場。
- 1973年 - 東京証券取引所2部に上場。
- 1976年 - 鹿島工場稼動開始[2]。
- 1978年 - 東京・大阪両証券取引所1部に上場[2]。
- 1982年 - サンケミカル株式会社を日本石油化学と設立。
- 1999年 - 衣浦分工場稼動開始。
- 2001年 - サンダイヤポリマー株式会社を三菱化学と設立。
- 2003年 - サンダイヤポリマーが三大雅精細化学品(南通)有限公司を設立。
- 2008年 - 桂研究所が稼働開始。
- 2013年3月
- 2013年9月 - 三菱化学が保有するサンダイヤポリマーの株式の残り30%を豊田通商が取得。同社との新合弁会社としてSDPグローバル株式会社[注釈 1]発足[2][5]。
- 2020年10月21日 - 2021年4月を予定としていた日本触媒との経営統合[6]を新型コロナウイルスの影響等による事業環境の不透明さから、中止とすることを発表[7]。
所在地
編集- 本社・本社研究所 - 京都市東山区一橋野本町11-1
- 桂研究所 - 京都市西京区御陵大原1-40
- 東京支社 - 東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー24階
- 名古屋営業所 - 名古屋市中村区名駅南1-24-30 名古屋三井ビル本館16階
- 中国営業所 - 広島市南区的場町1-2-21 広島第一生命OSビル7階
- 西日本営業所 - 福岡市中央区天神1-13-2 興銀ビル9階
- 名古屋工場 - 愛知県東海市新宝町31-1
- 衣浦工場 - 愛知県半田市日東町4-43
- 鹿島工場 - 茨城県神栖市砂山11-1
- 京都工場 - 京都市東山区本町11-721
脚注
編集出典
編集- ^ 株式情報
- ^ a b c d e f g h i “有価証券報告書-第96期(2019年4月1日-2020年3月31日)”. EDINET. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “第96期 株主のみなさまへ”. 三洋化成工業. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “高吸水性樹脂の生産・研究開発・販売で新たな合弁を開始” (PDF). 三洋化成工業株式会社 (2013年3月29日). 2014年4月6日閲覧。
- ^ “高吸水性樹脂の新合弁会社スタート(SDPグローバル株式会社として世界展開を加速)” (PDF). 三洋化成工業株式会社 (2013年9月30日). 2014年4月6日閲覧。
- ^ “日本触媒・三洋化成:経営統合へ検討開始、12月にも最終契約”. Bloomberg. ブルームバーグ・エル・ピー (2019年5月29日). 2019年6月24日閲覧。
- ^ “日本触媒と三洋化成、コロナで経営統合中止 21年春”. 日本経済新聞社. (2020年10月25日)
注釈
編集- ^ サンダイヤポリマー株式会社より商号変更