三木理史
三木 理史(みき まさふみ、 1965年9月3日 - )は、日本の地理学者。専門は歴史地理学、鉄道史[1]。奈良大学文学部地理学科教授[1]。大阪府出身[2]。
三木 理史 みき まさふみ | |
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生誕 |
1965年9月3日- 大阪府 |
職業 |
地理学者 (奈良大学文学部地理学科教授) |
略歴
編集桃山学院高等学校から関西大学に進学し、1991年に関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退した[2]。その後、奈良大学文学部助手・講師・准教授を経て[2]、同大学教授。
鉄道にも造詣が深く、鉄道ピクトリアル(電気車研究会)にも寄稿しているほか(2020年現在は同誌の書評欄を担当)、交通地理学に根ざした鉄道関連の著書も複数ある。『局地鉄道』で第10回人文地理学会賞(一般図書部門)、『都市交通の成立』で2012年度鉄道史学会住田奨励賞(単行本部門)を受賞した[1]。
講師・助手歴
編集- 関西大学Ⅱ部一般教育非常勤講師(1995-96年度)
- 京都教育大学教育学部非常勤講師(1996年度)
- 関西大学経済学部一般教育非常勤講師(1998年度)
- 奈良女子大学文学部非常勤講師(1998年度)
- 関西大学文学部非常勤講師(1999-2005年度)
- 関西学院大学文学部非常勤講師(2001年度)
- 大阪教育大学教育学部非常勤講師(2001年度・集中講義)
- 和歌山大学教育学部非常勤講師(2001年度・集中講義)
- 立命館大学文学部非常勤講師(2002-2003年度)
- 佛教大学大学院文学研究科非常勤講師(2004年度)
- 佛教大学文学部非常勤講師(2005年度)
著書
編集単著
編集- 『近代日本の地域交通体系』(大名堂、1999年)
- 『地域交通体系と局地鉄道 その史的展開』(日本経済評論社、2000年)
- 『水の都と都市交通 大阪の20世紀』(成山堂書店、2003年)
- 『近・現代交通史調査ハンドブック』(古今書院、2004年)
- 『国境の植民地・樺太』(塙書房、2006年)
- 『世界を見せた明治の写真粘』(ナカニシヤ出版、2007年)
- 『局地鉄道』(塙書房、2009年)
- 『都市交通の成立』(日本経済評論社、2010年)
- 『移住型植民地樺太の形成』(塙書房、2012年)
共著
編集監修
編集- 霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち(歴史監修)