三嶋牧場
有限会社三嶋牧場(みしまぼくじょう)は、北海道浦河郡浦河町杵臼618に所在する[1]、競走馬(サラブレッド)の生産、育成を行う牧場である。
種類 | 特例有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒057-0171 北海道浦河郡浦河町西舎360 |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 9430002062400 |
事業内容 |
競走馬育成牧場 競走馬生産牧場 |
代表者 | 代表取締役 三嶋昌春 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 40名 |
外部リンク | http://www.mishima-stable.co.jp/ |
歴史
編集戦前から馬産を行ってきた日高の老舗牧場。1960年に法人化。浦河町に20余りの放牧地を構え、約90頭の繁殖牝馬を繋養している。本場のほかに野深分場、富川分場、BTC三嶋を有している[2]。生産のみならず育成も行う総合牧場である[3]。2019年時点での生産頭数は年間約70頭[4]。
2019年上半期には生産馬メイショウベルーガの子メイショウテンゲンが弥生賞を勝ち、ダノンキングリーが皐月賞3着、東京優駿2着と牡馬クラシック戦線で活躍。また、マスターフェンサーがケンタッキーダービー(6着)、ベルモントステークス(5着)に出走し、国内の勝率もノーザンファームに引けを取らない数字を記録するなど、著しい躍進を見せた。この活躍について、三嶋健一郎取締役(ダーレー・ジャパン前代表)は「やり方を大きく変えた部分はありません。ただ、苦しいときも広い土地を購入したりと、拡大路線でやってきたことが良かったのかもしれません」と語っている。海外からの繁殖牝馬の導入にも力を入れている[2]。
代表者
編集- 三嶋昌春[2]
主な生産馬
編集太字はGI・JpnI競走を示す
- メイショウベルーガ(2010年日経新春杯、京都大賞典)[6]
- チェレブリタ(2009年京都牝馬ステークス)[7]
- ダブルウェッジ(2009年アーリントンカップ)[8]
- メイショウカンパク(2012年京都大賞典)[9]
- エーシンメンフィス (2012年愛知杯)[10]
- メイショウブシドウ(2014年小倉サマージャンプ、阪神ジャンプステークス)[11]
- カンタービレ(2018年フラワーカップ、ローズステークス)[12]
- ミッキーチャーム(2019年阪神牝馬ステークス、クイーンステークス)[13]
- メイショウテンゲン(2019年弥生賞)[14]
- ダノンキングリー(2019年共同通信杯、毎日王冠、2020年中山記念、2021年安田記念)[15]
- マスターフェンサー(2020年マーキュリーカップ、白山大賞典、名古屋グランプリ、2021年マーキュリーカップ)[16]
- バスラットレオン(2021年ニュージーランドトロフィー、2022年ゴドルフィンマイル、2023年1351ターフスプリント)[17]
- ファストフォース(2021年CBC賞、2023年高松宮記念)[18]
- メイショウハリオ(2021年みやこステークス、2022年マーチステークス、2022年・2023年帝王賞連覇、2023年かしわ記念)[19]
- テーオーロイヤル(2022年・2024年ダイヤモンドステークス、2024年阪神大賞典、2024年天皇賞(春))
- メイショウミモザ(2022年阪神牝馬ステークス)
- アートハウス(2022年ローズステークス、2023年愛知杯)[20]
- サウンドビバーチェ(2023年阪神牝馬ステークス)[21]
- ルガル(2024年シルクロードステークス、スプリンターズステークス)[22]
- メイショウタバル(2024年毎日杯、神戸新聞杯)[23]
主な繋養馬
編集繁殖牝馬
編集主な所有馬
編集- ダンシングターナー(2001年阪神スプリングジャンプ、中山グランドジャンプ3着)
- チェレブリタ
- アーリーロブスト(2009年京成杯)
関連項目
編集脚注
編集- ^ 三嶋牧場. 競走馬のふるさと案内所. 2019年8月22日閲覧
- ^ a b c d “【現場記者の自由研究】日高の名門三嶋牧場、絶好調の秘密は!?”. サンケイスポーツ (2019年7月23日). 2019年8月22日閲覧。
- ^ “2018年03月17日 フラワーC G3”. 競走馬のふるさと案内所. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “2019年10月06日 毎日王冠 G2”. 競走馬のふるさと案内所. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “ダノンキングリー生産の三嶋牧場、悲願JRA・G1初勝利に歓喜/安田記念”. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “メイショウベルーガ”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “チェレブリタ”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “ダブルウェッジ”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “メイショウカンパク”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “エーシンメンフィス”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “メイショウブシドウ”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “カンタービレ”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “ミッキーチャーム”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “メイショウテンゲン”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “ダノンキングリー”. netkeiba.com. 2019年8月22日閲覧。
- ^ “マスターフェンサー”. JBISサーチ. 2024年2月1日閲覧。
- ^ “バスラットレオン”. JBISサーチ. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “ファストフォース”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2023年3月26日閲覧。
- ^ “メイショウハリオ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “アートハウス”. JBISサーチ. 2022年9月18日閲覧。
- ^ “サウンドビバーチェ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年4月8日閲覧。
- ^ “ルガル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “メイショウタバル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月23日閲覧。
外部リンク
編集- 三嶋牧場の年度別成績 - netkeiba.com
- 三嶋牧場 - 競走馬のふるさと案内所
- 三嶋牧場 - JBIS
- 三嶋牧場 - YouTubeチャンネル