万場宿

名古屋市中川区にあった佐屋街道の宿場

万場宿(まんばじゅく)は、佐屋街道宿場である。現在の愛知県名古屋市中川区万場に存在した。

万場川舟渡,尾張名所図会巻7 海東郡海西郡
佐屋路と万場宿の位置

庄内川新川に挟まれていた。

概要

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佐屋街道は1634年嘉永11年)に開設され[1]、万場宿は開設当時から設置されていた宿場である。

1636年嘉永13年)に、庄内川の対岸に隣接して岩塚宿が設置されると、このふたつで1宿として機能するようになる。月の前半15日は岩塚宿が、後半15日は万場宿が人足継立や休泊の役を務め、庄内川を渡る万場の渡しについては万場宿側が管理を行った。

天保年間の規模は、宿高:913石8斗6升9合、家屋:160軒、人口:672人、問屋場:1、町並:6町10間、本陣:1軒、旅籠:10軒。脇本陣は設置されていなかった。

最寄駅・バス停

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史跡・みどころ

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  • 覚王院
  • 国玉神社
  • 秋葉社
  • 光円寺

隣の宿

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佐屋街道
岩塚宿 - 万場宿 - 神守宿

脚注

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  1. ^ 東海道脇往還として幕府に公認されたのは1666年寛文6年)。